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2013_02
28
(Thu)00:00

攻防

lala4月号の破壊力にやられて、色々おかしなことになってますので、

ここらで少し落ち着きかねば!と思い、皇子様にご登場願いました。

夕鈴が第2皇子を出産した後のお話です。

こういった設定が苦手な方は、ご無理なさらないで下さい。



【設定 未来夫婦・お子様あり】


*皇子様のお名前、決まりました!清翔くん(兄)と明翔くん(弟)です。どうぞ宜しくお願いします。


《攻防》


夕刻。白陽国、後宮。

湯殿から漂う、温かな湯煙と、ほのかな花の香りに満たされた、脱衣室。


「・・・・清翔。」

「・・・・父上。」


今日もひそかな攻防が、始まる______






正妃・夕鈴が、珠のような男児を出産した。

二人目の皇子誕生に、国中が祝福ムードに包まれ、王宮には祝辞を述べる列が途切れる事はない。

女官達は華やいだ空気を醸し出しながら、くるくると立ち働き、
老師に至っては、張り切りすぎてぎっくり腰が再発する始末。


そんな祝福ムードに、酔えない人達がいた。

____国王と、王太子である。


「・・・・・父上。今日こそは、私が明翔を受け取りますからね?」

「・・・・・ふざけるな。湯上りの我が子を受け取るのは、父である私の役目だ。」

「父上は、湯上りの母上を見たいだけでは?」

「そういうおまえは、母上と一緒に湯殿に入りたいだけでは?」

「いけませんか?私はまだ5歳ですよ?」

「・・・・・」

「父上こそ、あわよくば、とお思いなのでは?・・・人払いまでなさって。」

「・・・何か言ったか?」

「いえ、何も。」

「・・・父上、政務は?」

「大丈夫だ。」

「・・・李順に、押し付けましたね?」

「あいつは、それが仕事だ。」


「「・・・・・・・」」


脱衣室の壁の向こう側。
無言でにらみ合いを続ける父子狼を見守る隠密約一名は、深いため息をついた。

「へいかー、たいしー、もうそろそろ上がるんじゃないの?お妃ちゃんと、明翔ちゃん。」

「「浩大。絶対覗くなよ?!」」

「・・・息ぴったり。さすが親子だね!」


その時。


「陛下~、清翔~、上がりますよ~。」

湯殿から響く、夕鈴の明るい声。
父子は、ぱぁっと笑顔になる。


「母上、私が!!」
「夕鈴、僕が!!」


我先に、と湯殿へ乗り込む父子狼は。


「こら、湯殿では走らない!!!」

ほにゃほにゃと愛らしい顔で微笑む赤子を腕に抱き、眩しい肢体を惜しげも無くさらす、母兎に一喝されるのであった。


「・・・・ほんっと、今日もいいものをみた・・・」

「・・・父上。一国の王が、后の湯殿を覗き見して喜ぶとは・・・」

「うるさい。私がどれほど我慢をしているか、知ってるのか?」

「・・・・はいはい、ごめんなさい。見当もつきません。」

呆れた様に返事をする息子を、黎翔は優しく見やる。

「・・・・赤子を守るのは、父の役目だ。・・・お前の時も、こうして守った。」

「え?」

「赤子は狙われやすいからな。・・・湯上げに使う布に毒針を仕込むとか、産着に有毒な香を焚き込むとか、最悪、うっかり女官が取り落とす、とかな。」

「・・・・」

「だから、太子が生れたときは、ほんっと大変だったんだよ?警護!!」

窓から顔だけ覗かせて、浩大が話を引き取った。

「湯冷まし一匙、重湯一杯にも、何が入っているかわからない。赤子を消すなら、本当に少量の毒で済む。・・・ちなみに、産後の肥立ちが悪くて后が死ぬのも、『良くあること』なんだぜ?」

「では、父上は。」

「お妃ちゃんと明翔ちゃんを、毎日自分で警護してるんだよ?」

「・・・・もちろん、湯殿に満たす湯に何か混入していないか。不審物はないか、老師が調べてはいるが、な。」

「父上・・・・・・。」

「なんだ?」

「・・・・本当に、目的は『警護』ですか・・・・?」


自分にそっくりの疑い深い息子に、黎翔はニヤリと笑って見せたのだった。




☆もちろん、目的は警護のみではございません!
 ・・・あれ?ほのぼのを目指したのに・・・?

C.O.M.M.E.N.T

もうもう!

未来話、大好きです。
お子様がいても全然OK!
むしろ萌えます(^^♪
父狼そっくりの、子狼くん。
母兎と赤ちゃん狼(それとも兎?)の取り合い。
目に浮かぶようです。
陛下、絶対警護より湯上り夕鈴が見たくて、湯殿に通ってますね??

2013/02/28 (Thu) 20:13 | 高月慧ネン #- | URL | 編集 | 返信

Re

よかったです♪
未来話は、とっても好きなんですが、妄想が行き過ぎてるんじゃないかと、ドキドキします。
・・・いつも行き過ぎてますね。すいません。
もちろん、陛下の目的は覗きです!(笑)
おまけで警護、かと。

2013/02/28 (Thu) 21:10 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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