2014_06
02
(Mon)15:30

分つ

このSSは、完全にR18です。
読了後の苦情はお受け出来ません。

ご理解の上、お進み下さいませ。


あさ







【設定 未来夫婦】


≪分つ≫



凶悪なほどの陽射しが湖面に反射し。
眼に突き刺さる。

真昼の庭園は、空気が止まり。
風は、そよとも吹かぬ。

「・・・そろそろ、素直になったらどうだ?」

ぬるりとした熱いものが、首筋を這いまわり。

「暑い、でしょ?」
「ひ、あっ!」

がくがくと、腰が揺れる。







事の起こりは、つまらない口喧嘩。

夕鈴の作った料理なら何でも美味しいと言う黎翔。
何が一番好きなのか知りたい夕鈴。

そんな二人の微笑ましい口論。

「じゃあさ、夕鈴が一番好きなものは何?」
「っ!・・・い、言えません・・・」
「・・・ふうん。夫に言えぬ秘密、か?」

言えぬなら、言わせてやろう。

「しばらく下がれ。近寄るな。」

人払いをした狼の瞳が、昏く笑った。



「あ、の・・・陛下?」

戸惑う夕鈴を抱き上げ、長椅子に置く。
ほんの少しの悪戯心が、無垢な瞳に煽られて。
嗜虐心がくすぐられた。

「最近ずっと、気にかかっていたんだが。」
「・・・なにが、ですか?」

有無を言わさず裳裾を割り開きながら、両膝を肩にかけ。

「あっ!いや、何するんですかっ!!」
「お仕置き。」

暑さで潤んだ秘所を舐め上げた。

「ああああっ!いやぁっ!」

仰け反る夕鈴の脚を拘束し、腰を引き寄せ。
とろりと光る花弁をしつこく舐め回す。

「あ・・・んあっ・・・んんっ」

ぴくぴくと蠢き奥へ誘う、秘所。
溢れ出る蜜は濃厚で香しく。
淫らに男を引き寄せる。

ここに指を埋めて、花芽に吸い付き。
思う存分、鳴かせたい。

だが。
まだ、だ。

「私に隠れて書庫で何をしている?」

まず、手始めに問うのは。
些細な疑問から。

「しょ、こ?」
「そう、書庫で何を調べているの?」

秘所から顔を離し、小犬の微笑で覗き込む。

ぼうっとした瞳で、紅潮した頬で。
うっとりするような色香を放ち、夕鈴が口を開いた。

「王宮の、食材は・・・良くわからない、から・・・料理法を調べてたんです。」

予想通りの答え。
彼女が手にした書物が何かは、浩大から報告を受けていた。

「料理、してくれるの?僕に?」

嬉しくなって、つうっと指を胸に這わす。
衣装の上からの、もどかしい愛撫。
つんと硬くなった頂をくるくると撫でまわすと、秘所からちゅくちゅくと水音がした。

「すごく、濡れてる。」
「っ!い、言わな・・・っ!ああああっ!」

たまらず、掻き回す。
最初は、一本。
花芽の裏を抉るように、二本。

「きゃ、んんっ!あーーーーっ!!」
「声、誰かに聞かれちゃうよ?」
「い、いじわるっ!!んんっ!やぁんっ!!」

ぐちゅぐちゅと掻き回して、抗議の言葉を嬌声に変え。

「あ、きゃあっ!いやっ!強すぎ!______っ!!」

花芽に吸い付いた。

「あああっ!へいか、ゆるしてぇっ!!いやっ!またーーーーっ!!!」
「まだ、だめ。」

溢れ出る蜜に溺れる幸せな時を手放したくなくて、貪る。



「いやぁ・・・も、おねがい・・・やだぁ・・・」
「じゃあ、答えてくれたら、やめてあげる。」
「う・・・な、に?」
「一番好きなものは?」

悔しい。
こんな場所で、こんな時刻に。

「・・・うっ・・・ひど、い」
「欲しそうだぞ?」

抗う思考とは裏腹に、身体は溶けて崩れ落ち。

「あ、あんっ!」
「ここも、誘ってる・・・」
「いやぁっ!」

つぷりと後ろに指が沈む。

「・・・そろそろ、素直になったらどうだ?」

ぬるりとした熱いものが、首筋を這いまわり。

「暑い、でしょ?」
「ひ、あっ!」

がくがくと、腰が揺れる。

弄られる花芽と後ろの蕾。
きっともうぐしょぐしょになってる。

「な、んで?」

悲しくて、涙が零れた。

「なんで・・・どう、して?」
「夕鈴?」

いつもいつも、陛下のいいように弄ばれて。
悔しくて、腹が立って、それでも。

「陛下が好きな、だけなのに・・・・」

なんで?
どうして?

いつもいつも、いつも。

「こんな事、いや、って・・・言ってる、の、に」
「夕鈴が可愛いから。」

この笑顔に、誤魔化されて。

「ごめんね・・・」
「んっ!ああーーーーっ!!」

熱い身体に翻弄されて、許してしまう。

「夕鈴・・・・ゆうりん」

陛下に跨る形で貫かれて。
一番深いところを穿たれて。

「もっ・・・・もう、やぁっ!!」

達しても達しても、やめてくれない。

「や、やだぁっ・・・こん、なの・・・やだぁ・・・」

繋がってる所がびちょびちょに濡れて。
滑って、熱い。

「気持ちよさそうな顔してる。かわいい。」

余裕な表情の陛下に、腹が立って。

「私ばっかり、言わせて・・・・陛下、は?!」

怒りに任せて、叫んだ瞬間。

「________っ!!」

後ろにずるりと入り込んできた、指と。

「するっと入った。」

嬉しげな声。

「もう一本、入るかな。」
「いやぁっ!やめてっ!そこはいやなのっ!」

聞き入れられるはずもなく。

「大丈夫・・・痛くしないから。」
「もう痛いのっ!ばかっ!!」
「えー・・・もう少しだけ。」
「いや!・・・・んああっ!!」

空いた手で、花芽を摘み上げられて、捏ね回されて。
思考まで痺れて。

「あーーーーーっ!!!」
「くっ・・・うっ、あっ!」

切羽詰まった陛下の声に喜悦する。

私が陛下を気持ちよくしている。

陛下が大好きで、嬉しくなって。
どこか知らない遠くに飛ばされる。

「一番好きなのはね、君だよ。」

でもやっぱり、陛下は。
意地悪でちっとも優しくない。

「そう、じゃ・・・なく、って」

貴方の好きな料理を作りたかっただけ。

「・・・もう!」
「ふふ、ごめんね、夕鈴?」

他愛のない口喧嘩と。
根こそぎ奪われるような抱擁と。
行き場のない腹立ちと。
どうしようもない、愛しさ。

「もっと奥まで食べさせてね。」
「んっ・・・・ゆっくり、して?」

もう、ここが何処で。
今が何時なのかなんて、知らない。

私の中を貴方でいっぱいにして。
貴方を私で包み込んで。

互いを、分つ。

C.O.M.M.E.N.T

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