2014_03
22
(Sat)23:48

夢惑い

こんばんは。
あさ、です。

ぼうっとした頭でSSを書いてしまいました。
実は、SNSにもぼうっとした頭のままSSをUPしてしまい、激しく後悔しております。
ああ、またやっちゃった。(学習しろ)

でも、せっかく書いたので。
UPします!

私は楽しく書いたのですが、きっと読み辛くて訳が分からぬSSになっております。

暇つぶしに!
なんでもこい!!

と、お心を広く仰って頂ける方のみ、お進み頂いた方が宜しいかと。

びくびく。(じゃぁUPするな)




【設定・未来夫婦でも原作沿いでもどちらでも】←もうこの辺からして怪しい


《夢惑い》



芽吹いたばかりの新緑が、柔らかな陽の光を受け。
まだ頼りなげな木漏れ日を下草に映す。

「・・・浩大。」

黎翔はほんのひと時の休息を貪るべく、信頼を寄せる道具に声を投げた。

「____任せてよ、陛下。」

樹上で見守る隠密は、にぱっと笑い。

「半刻したら、起こすから。」

目の下に濃い隈を作った主に軽く手を振る。

「陛下は無理しすぎだって。あんまり頑張り過ぎるとさ____が、泣くよ?」

最後の言葉が耳に入るより、早く。
黎翔は眠りに落ちた。

______誰が、泣くんだ?

意識が遠のく寸前の、疑問。
それは、柔らかな睡魔に飲み込まれ。
すぐに気にならなくなった。

手足が重くなり、心が鈍る。
感じるのは、自分を包み込む、若草の香りだけ。







「_____次。」

山と積まれた書簡。

「______次。」

そのどれもに勅裁が必要で。

「______次・・・」

今まで兄王がどれほどの愚王ぶりを発揮していたのかが。
身に染みて、感じられる。

「李順、これ、いつ終わるの?」
「私に聞かないで下さい。」

いつになっても減ることのない、紙の山に。

「・・・ったく。嫌にな」

愚痴りかけた黎翔の頭の中で。

______お仕事頑張って下さいね!

声が響いた。

「・・・誰だ?」
「どうなさいました?陛下。」

訝しみ、周囲を見渡す黎翔を、側近が気遣う。

「少し、休憩を・・・・と、四阿でお茶でも・・・」


ぐにゃり、と景色が歪み。


「________え?」

黎翔の世界が暗転した。

若草の香りとともに。









「______陛下、危ねえっ!」

キンッと鳴る金属音が、意識を呼び戻した。

「なにぼーっとしてんだよ、陛下っ!」

浩大の声に、頭を巡らすと。

累々と積み重なる、屍と。
血濡れた己と。
遠くに見える、王宮。

「・・・わかっている。」

黎翔は小さく呟き。
ぬるりと滑る柄をを握りしめて。
手近な敵に、振り下ろした。


ああ。

僕は、いったい、いつまで。

_____戦わねば、ならぬのか。


「陛下、どちらへ?」

問う、李順に。

「_____面倒だ。敵陣に切り込む。」
「なっ!」

黎翔は笑みをくれると。

「行くぞ、浩大。」
「はいよー。」

馬の腹を蹴った。


____場にそぐわぬ、青い香りを聞きながら。








「・・・臨時花嫁、を___」

李順の声が。

「借金も終わってないのに、解雇なさるなど___」

ぐるぐると、頭を回って。
心を掻き乱す。

____臨時花嫁?
____借金?

訳が分からない。

切れ切れに紡がれる、記憶。
歪んで途切れるそれは、どうしても繋がらず。
ざらつく違和感を産む。

何かが、足りない。
何かを、忘れている。

『陛下』

この声は、誰だ?

『陛下・・・』

花の香りが、して。

『どこにいても、味方です。』

柔らかくて優しくて凛とした、君の、声が。

聞こえた。









「・・・ゆう、りん。」

目を開ければ、淡い木洩れ日と。
花の香りと。

「ここにいますよ?」

優しい声と。

「お疲れですもの・・・もう少し、お休み下さいね?」

さらりと僕の髪を撫でる、手。


君を忘れる夢を見た。
僕の世界から君が消える夢を、見た。

君の居ぬ世界の、なんと空虚だったことか。
君が居る世界の、なんと眩しいことか。

孤独な王を癒すのが、妃の務めと言うならば。

夕鈴。

君こそが、僕の______


唯一人の、妃だ。

C.O.M.M.E.N.T

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2014/03/23 (Sun) 20:00 | # | | 編集 | 返信

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2014/03/23 (Sun) 22:25 | # | | 編集 | 返信

ゆうま様へ

だいじょうぶでしたか?
良かった!
夢の話なので、心配したんです!
素敵と仰って頂けると、安心致します。
よかったー!(しつこい)
ありがとうございます!

2014/03/24 (Mon) 22:41 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

萌葱様へ

ですよね!
夕鈴がいる世界が一番ですよね?
陛下陛下、聞いてらっしゃいますかー?
ほんとに、お願いしますよ、陛下・・・

2014/03/24 (Mon) 22:43 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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