2014_03
10
(Mon)16:40

リクエスト第十弾「春休み」

こんにちは。
あさ、です。

リクエスト第十弾は、凛さまです。

「陛下と夕鈴の激甘が見たいです。
陛下が夕鈴を思いっきり可愛がったり、逆に夕鈴が陛下を甘やかしたりとかとかq(^-^q)
なんなら、・・・でも・・・(*´ー`*)(笑)」

とのことでした。

が。

ごめんなさい。
甘くならなくてですね。
しかも「・・・」な部分もぬるい、という。

力尽きました。
ぱたり。(逃げるな!)



【設定・未来夫婦】

《春休み》


「おはようございます、陛下。」

そっと触れる、君の手が。
朝を告げる。

「おはよう、夕鈴。」

本当は、もう起きていたんだけど。
君に起こしてもらうのが嬉しくて。

「・・・ね、いつもの、は?」

僕は寝起きを装って。

「うっ。」
「ね、早く~。」

子犬の笑顔を君に向ける。

視線を彷徨わせる君の頬は、薄紅色。
朝日に透けるさらさらの髪は、黄金色。
ぷっくりとした甘い唇は、朱赤。

「してくれなきゃ、起きないよ?」

指先で、サクランボのような唇をぷるりと揺らして。

「妻の仕事だよ、奥さん?」

黎翔は、艶やかに笑む。






すっと通った鼻筋。
整った眉。
切れ長の目。
形の良い薄い唇と。
綺麗な黒髪。

陛下の本物になって得た幸せの、ひとつ。

____陛下の、寝顔。

私だけしか知らない陛下。


子を産めぬ妃
下賤の妃

王宮で、後宮で。
囁かれる言葉。

向けられる悪意と、蔑み。
慣れることなどない、毒に。
心は血を流すけれど。


でも。
それでも。


「おはよう、夕鈴。」

この声が聴けるなら。

「妻の仕事だよ、奥さん?」

求めてもらえるのなら。

全部に、蓋をして。

「い、一回だけですからね?!」

私らしく、明るい声を出して。

「・・・目、瞑って下さい。」

そっと、頬に手を添えて。
愛しさを込めて、口づける。

明日の朝も、また。
こんな風に過ごせますように。

願いを込めて、心を込めて。

口づける。




「______?」

触れた夕鈴の手が、少し冷たい。
身体は温かいのに、なぜだ?

不審に思って手を探ると、夜着の袖が濡れていて。

「また・・・君は。」

______僕に、黙って。


軽くため息をついた、黎翔は。

「きゃぁっ!」

夕鈴の手首を捕えて、褥に縫いとめ。

「誰かに何か言われた?僕には言えない?そんなに私は頼りないか?」

目を丸くする兎を見下ろした。



陛下の手が、私のそれに触れて。
ゆっくりと重ねられた、途端に。
乱暴に、押し倒された。

「______そんなに私は頼りないか?」

戸惑う私を見下ろすのは、狼の陛下で。

「何を憂いて泣いている?」

隠し事なんて、すぐに暴かれる。

「なんでもありません。」

いつもの事だもの。

そう思って正直に答えても。

「君が私を心配するように、私も君を心配しているのだが?」

狼の眼光は増すばかりで。

「素直に話すといい。今ならまだ間に合うぞ?」
「っ!」

恐怖が背筋を這い上がる。

「________どうする?夕鈴。」

「あ、やぁっ!」

鎖骨に歯を立てられて。
肩を竦めた隙に、陛下の脚が膝を割り。
大きな掌が内腿を撫で上げ。

「ん、あっ!」
「いい声だ。」

ぎしっ、と寝台が軋みを立てる。

微かに聞こえてくる、居間の物音。
侍女たちが朝の支度を始めたのが分かる。

それなのに。

「言わないと・・・」

陛下の手が、さらに奥を目指して。

「鳴かせるよ?」
「______っ!!」

分厚い舌が、ぬるりと首筋を舐め上げるから。

「い、言う、言いますっ!だから・・・」

夕鈴は小さく叫んだ。



「・・・これで全部です。いつもの嫌味ですから、気になさらないで下さい!」

頬を真っ赤にした夕鈴は。

「侍女さんたちが居間にいるんですよ?!何て事してくれるんですか!」

夫に背を向け、乱れた夜着を整えながら、ぶつぶつと文句を言う。

が。

「______『いつも』なのか?」

思わず手が止まるほどの、低い声。

「・・・ほう。『いつも』か。それを気にするな、と?」

肩を掴まれ、俯せに倒され。
背後から夫がのしかかる。

「何故、言わぬ。」

その怒りを含んだ悲しげな声に。

「・・・心配、かけたくなくて。」

零れ出る、夕鈴の本音。

「私、何にもできないし、何も持ってないのに。この上陛下に心配かけたら、情けないっていうか・・・」

か細い声と、力の抜けた華奢な身体。

「笑うことしか、できませんから。私。」

無理に浮かべた、その笑顔は。
黎翔の胸を抉り。

「・・・僕、頼りない夫だね。」

夫の声の深さは、夕鈴の胸を締め付け。
満たす。

「そんなこと、ないですよ?」

ふふっ、と笑った夕鈴は。

「いつまでも、側にいて下さいね?」

夫に包まれる安堵感に身を任せ。

「明日も、明後日も、その先も・・・こんな風に、抱いて?」

深く息を吐いて。
ゆっくりと、息を吸い。
胸の奥まで、夫の香で満たす。

「・・・ねえ、夕鈴。それ、分かって言ってる?」
「はい?」

何かおかしい、と気づいた時には。
夫の気配は、嬉しげなものに変わっていて。

「ゆっくり、しっかり、抱いてあげるね?」
「え?やっ!っあ!」
「明日も、明後日も、その次も、ずっと____いいんだよね!」
「んっ、やぁ!あ、あ、あ!!」
「夕鈴、綺麗・・・」

寝室の様子を伺う侍女を、目線で下がらせ。
俯せのままの夕鈴の秘所を、指で探り。
うなじに口づけを落とし。
白い背中を味わう。

「いやぁっ!へいか、聞こえちゃうっ!」

良いところを探りながら、指を出し入れして。

「あ、ああっ!やぁっ!そこは、いやぁ!!!」

蕩けた秘所からあふれる蜜を掬い、後ろの蕾に塗って。
つぷり、と指を沈ませる。
ぎゅっ、と締まるそこの愛らしさに、笑みが零れ。

「こちらも・・・」

蜜に濡れて光る花芽を摘まみ上げ。

「きゃあああっ!!」

びくんっ、と跳ねる腰を捕まえて。
一気に秘所を貫いた。

「ああああーーーーっ!!!」

最早朝であることすら、夕鈴の頭にはなく。
背後から秘所を貫かれる快感と、後ろに沈む指の動きに溺れた。

「夕鈴、気持ちいい?」

腰を押し付け回される。

「きもち、いいのっ!」
「もっと、欲しい?」

背に華を散らされて、腰と指をめちゃくちゃに動かされる。

「あ、あああああっ!やぁっ!」
「いや?止める?」

急に陛下の動きが止まり、自分が陛下を締め付けるのが分かる。

「い、いや・・・やめないでぇ・・・」

もう少しで溶けそうなのに。

「いじわる、しないで・・・おねがい、うごいてっ!」

陛下はピクリとも動かなくて。
でも。
沈められた指と、秘所いっぱいに捻じ込まれた陛下が、気持ちよくて。

「も、う・・・っ!あ、あ、あ・・・やぁぁぁっ!!」

腰が跳ね上がって。
勝手に動く。



「う・・・っ!夕鈴っ!」

焦れた夕鈴が腰を揺らす。
秘所からあふれる蜜が内腿まで伝い。
後ろに埋めた指が、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てて。

「あ・・・あ・・・んっ!」

自ら快楽を得ようとする夕鈴の、嬌声が。

「やぁっ・・・へいかぁ・・・うごいてぇ・・」

僕の箍を外す。

もう、いいよね?
だってほら。

子どもができれば、君の憂いも減るだろうし。
僕も嬉しいし。

今日くらいは。

「________休むとするか。」

小さく小さく呟いて。

「夕鈴、覚悟してね?」
「え?あっあっ!!きゃああああっ!!」

片膝を立てて、細腰を掴み。
黎翔は猛然と腰を振るい始めた。

「あ・・・あ・・・も、やぁ・・・」
「_____ダメ。まだ、あと一回・・・」

春の陽射しに満たされた寝室に響くのは。

「さっき、も・・・一回、って・・・」
「もう一回だけ、だから。」
「やだぁ・・・」

妃を離さぬ王の声と。
囚われた妃の喘ぎと。

「明日も、明後日も・・・離さないからね。」
「う、れし・・・」

二人の、睦言。

C.O.M.M.E.N.T

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2014/03/10 (Mon) 20:46 | # | | 編集 | 返信

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2014/03/10 (Mon) 21:28 | # | | 編集 | 返信

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2014/03/10 (Mon) 21:56 | # | | 編集 | 返信

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2014/03/12 (Wed) 11:15 | # | | 編集 | 返信

ゆうま様へ

満足して頂けて嬉しいです。
マイペースな更新ですが、またどうぞ!

2014/03/17 (Mon) 19:31 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

萌葱様へ

ラストのセリフ。
お気に召して頂けて本望です。ふふ。

2014/03/17 (Mon) 19:31 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

凛さまへ

この度はリクエストありがとうございました。
よかった、ぬるくなかったか!
安心しました。
自分のSSは、糖度を感知できないのです。
艶も同様です。
味覚障害っ!!
喜んで頂けてよかったです♪

2014/03/17 (Mon) 19:33 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

狛キチさまへ

夕鈴、身体持ちますかね・・・(おい)
大丈夫、陛下もきっと加減します!
少し、は。たぶん。きっと。おそらく。

2014/03/17 (Mon) 19:35 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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