2013_02
18
(Mon)21:57

ライバル おまけ

SNSでの6000人目のお客様、t様からのリク、「ライバル」のおまけです。

・・・・やっぱりおまけつけちゃいました♪


【夫婦設定・お子様でます!】
陛下のキャラ、壊れ気味です。
捏造しまくりです。
ご注意下さい。



《ライバル・おまけ》

国王夫婦の居間からは、子どもの部屋にも行き来できる。

もちろん、将来生まれるであろう皇子皇女の部屋なので、
かなりの広さがある部屋ばかりだ。


その中でも、一際広い部屋。
つまり、第一皇子の部屋の、寝台では。

______父と子の、密かな攻防が繰り広げられていた。




夕鈴が提案した、「みんなで一緒に寝る」案は、不承不承ながらも採用され、
今はいわゆる「川の字」で就寝中である。

中央に、皇子。その両脇に夕鈴と黎翔が寝ている。

・・・・が。

夕鈴に背を向ける格好で寝ている皇子と、それに相対する格好で寝ている父王。
二人は、無言の睨み合いを展開中である。

(・・・・子どもは、早く寝ろ!!)
(まだ眠くないんです!・・・父上こそ、まだ政務があるのでは?)

(甘いな。全て片付けた。)
(・・・今夜のために、ですか?)

(あたりまえだ。)
(・・・・・・)

(だから早く、寝ろ。)
(い・や・で・す。母上と朝までくっついていたいんです。)

(だ・か・ら、母上は父上のものだと何度いったら分かる?)
(父上こそ。母上は僕のものだと何度申し上げればお分かりになられますか?)

周囲の空気が凍りつくような微笑を交し合う、父と子。

「・・・ぅ・・・・ん。まだ、起きてらっしゃるの?」

うっすらと目を開けた夕鈴が、にこりと黎翔に微笑みかけた。

蕩けるような夕鈴の微笑みに、黎翔は今すぐ抱きしめたい衝動に駆られるが、
愛しい妻との間には、自分にそっくりの子狼が立ちはだかっている。


「・・・・ああ、皇子がまだ眠れないようなのでな。寝かしつけているところだ。」

「・・・皇子。ほら、今日は疲れたでしょう?母様が抱っこしてあげるから、ゆっくりお休みなさい・・・」

くるりと息子を自分の方に向かせ、可愛らしい頭を胸に抱え込むように、夕鈴は皇子を抱きしめた。

そして、そのまま、ゆっくりとリズミカルに、とんとん、と、優しく背に触れる。

安らぐ、母の鼓動。甘い香り。温かい柔らかさ。

(・・・・・まずい・・・・きもちよすぎて、ね・・・ちゃう・・・・)

まだ5歳。
皇子は母の手により、あっけなく夢の世界に落ちた。



「・・・陛下?」

息子が寝入ったのを見計らって、夕鈴は黎翔にそっと声をかけた。

「・・・夕鈴、皇子は寝た?」

「はい、やはり疲れていたようですね。」

愛しげに皇子の頬を撫でる夕鈴を、黎翔は複雑な気分で眺めた。

(・・・どうしよう。僕たちの寝室に行こう、なんて言ったら、怒るかな・・・)

「・・・あ、あの、陛下?」

「なぁに?」

内心の動揺を悟られないよう、にっこりと微笑みながら、黎翔は答えた。

夕鈴は、その微笑に頬を染めながら、遠慮がちに申し出る。


「・・・あ、あのですね?・・・・・ぎゅって、して?」

黎翔の意識は白み。

・・・・気づけば、愛しい兎を抱き上げ、王と正妃の寝室へ向っていた。

腕の中の兎は、今日はいつになくおとなしく。
湯上りの香油を念入りに塗られたのか、いつもよりも濃い香りがした。

見えない尻尾を高速で振りながら、黎翔は後ろを振り返る。


(・・・・今日はよく頑張ったな。・・・だが、母上は、やはり父のものだぞ?)


最後まで大人気ない、黎翔であった。
油断   
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C.O.M.M.E.N.T

こんばんわぁ☆

お邪魔させて
いただきました♪
陛下と夕鈴ちゃんの子供、可愛いですね♪♪
陛下
大人気ないですよぉ~~
可愛いですねぇ~~
ニヤニヤが
とまりません♪
これから
ちょくちょく、お邪魔させていただきます☆☆
でわでわ☆

2013/03/09 (Sat) 22:42 | 鈴♪ #- | URL | 編集 | 返信

Re

いらっしゃいませ~♪
こんな我が家ですが、ご訪問下さり嬉しいです♪
お子さまたちを登場させるの、好きなんです。
これからもどうぞ宜しくお願いしますね。

2013/03/11 (Mon) 09:57 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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