2014_01
06
(Mon)17:24

お別れ 2

こんばんは。
あさ、です。

ええと。「お別れ」の続きを書くに当たり、お子様の名前をどうするか悩んでおりまして。
うちのお子様達の長男・清翔をそのまま当てはめてしまって良いものかどうか、考え中です。
妄想だから、なんでもいいんですが。

悩みながら書いていたら、皇子様視点のSSが一個できあがりました。
さて、お名前どうするか。

もう、清翔でいいかしら。(考えるのを放棄)




【設定・色々捏造・バイト終了・恋人】

*名前を決めかねている皇子様視点です。

《お別れ 2》



母さんは、遠い空を見つめて。

「へいか。」

呟く。


寝入った僕の髪を撫でて。

「へいか。」

囁く。


「ねえ、母さん、『へいか』って、なあに?」

ある日、思い切って聞いてみたら。
母さんは、大きな目をいっぱいに開いて。
少し、戸惑ってから。

「優しくて強くい人のことよ。」

そう教えてくれた。


へいか、って、きっとすごい人なんだ。
へいかなら、きっと。
母さんの病なんてすぐに治してしまう。

年に一度だけ尋ねてくれる、几鍔おじさんに、『へいか』の話をしたら。

「そうか、そうだろうな。狼陛下は、強いからなぁ。」

って、言って。
笑って。

僕の頭をぐしゃぐしゃに撫で回した。


その『へいか』が、父さま?

母さんを抱き締めて、泣きそうな顔をしている、父さまが。
優しくて強い『へいか』?

ろうし、って呼ばれているおじいさんは、ものすごくいっぱいのお薬を取り出して。
こうだい、って呼ばれているおにいちゃんは、変な格好をした黒っぽい人たちになんだか色々お話をしている。

なんだか急に心細くなって。

「・・・母さん。」

眠っている母さんの側に。
父さまの側に、座ってみた。

大きくて強い気配。
怖いけど優しくて。

そうか、この人が。
几鍔おじさんが、教えてくれた。
狼陛下・珀黎翔。

「大丈夫だ。」

僕の肩に置かれた大きな手が。

「一人で母様を守らせて、すまなかった。」

頭上から降る、力強い声が。

「・・・まだ、名を聞いていなかった。」

僕を覗き込む、優しい紅い瞳が。

僕の全部を、護ってくれるから。

「・・・・っ。」

母さんが病気になってから、一度も。
泣いたことなんてなかったのに。

「う・・・くっ・・・・」
「_______遅くなって、すまなかった。」

ほっとしただけだからね?
僕、弱虫じゃないからね?

って、言いながら。
僕は小さな子どもみたいに、父さまの側で眠ってしまった。



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C.O.M.M.E.N.T

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