2013_12
21
(Sat)13:27

待っていて

こんにちは。

あさ、です。

好きなように書いているなぁ、と、自分でも思います。

実は、カウンタが10万を越えたら、書けなくなるんじゃないかと思ってました。

憧れていた、10万の数字。

実生活でもなかなか10万なんてお目にかかれません!

右から左に流れていきます。(なんの話だ)

満足して、きっと書けなくなる。

そう思っておりました。


ところが、まだ書いております。(笑)




こんなものしか書けない私ですが。


これからも、宜しくお願い致します。







【設定・原作沿い】


《待っていて》



「・・・・夕鈴、寝ちゃったの?」


昼下がりの、四阿で。

狼に護られた兎は、無防備に寝息を立てていた。


「可愛い顔、しちゃって。」


くすっ、と笑った黎翔は。

長椅子の隅で丸くなって眠る夕鈴に、そっと上着を着せ掛けて。

桜色の頬に、そっと触れた。


「もう少し、だけ・・・だから。」


自分に言い訳をするかの様に、囁いて。







「________『もう少し』、なの?陛下。」


夜。

いつもの様に報告に現れた浩大は、少しだけ意地悪な笑みで。


「いよいよ、帰すの?」


主に問いかけた。


「うるさい。」


軽く小刀を投げつけて、黎翔は立ち上がり。

少し躊躇った後。

後宮に足を向けた。




なあ、陛下。

お妃ちゃん、手放すのか?

『もう少し』、なのか?



主の心を、推し量り。

『道具』は夜空を見上げ。


「_______忙しくなる、かな?」


にぱっと、笑った。











「・・・よい、下がれ。」


国王の急なお渡りに慌てる侍女たちを、下げ。


「・・・ただいま、夕鈴。」


寝台で安らかに眠る夕鈴に、黎翔はそっと語りかけ。


「あと、少しなんだ。」


さらり、と髪を手で梳き。


「もう少し、なんだ。」


柔らかな白い手に、触れた。




働き者の、優しい手。

ふわりとして、温かくて。


『________陛下。』


僕の頬にそっと触れてくれる、愛しい手。

私に縋りついてくれる、得がたい、この手を。


『いよいよ、帰すの?』


私は、手放す事ができるのだろうか。


「・・・答えなど、とうに出ている。」


苦笑した黎翔に。


「・・・・おかえりなさい、へーか・・・・」


ぼんやりと目を開けた夕鈴の声が届き。


「ごめんね、起こしちゃった?」


「おまちして、おりました・・・」


へいか。


甘い吐息に、心が満たされ。

孤独な王は、青年に戻る。


「ただいま。」


今日も、明日も。

ずっと、ずっと。



そんな日々を、手に入れるまで。



もう少し。

あと少し、だから。



「・・・待っていて、夕鈴。」



腕の中で眠る、愛しい兎を。

狼はそっと抱き締め。


「ほら、やっぱり・・・忙しくなる。」


屋根の上の隠密は、月に笑いかけた。
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2013/12/21 (Sat) 14:51 | # | | 編集 | 返信

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2013/12/21 (Sat) 15:39 | # | | 編集 | 返信

聖璃桜さまへ

コメントありがとうございます。
本誌、もう読まれたのですか?羨ましい限りです。
私は自分の脳内妄想を文章にしております。
ですので、私のSSは、小説などという素敵なものではありません。
ただ、本誌を読むと書きたくなることは事実です!

2013/12/22 (Sun) 13:52 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

凛さまへ

ありがとうございます~!
10万なんて、そんな大金滅多に手にできないので、嬉しくて。(なんか違う)
冗談は置いておいて。
楽しみにしてくださって、ほんとに、ありがとうございます。
マイペースなりに、がんばりますね♪

2013/12/22 (Sun) 13:54 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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