2013_12
18
(Wed)18:20

休暇

こんばんは。
あさ、です。

ふぅ。疲れたー。
もう少し休みますね。

一発書き且つとても短いSSですが。
もし宜しければ、お暇つぶしにでも♪



【設定・臨時花嫁だけど恋人】


《休暇》




下っ端妃には、なんの役目もないから。
年末年始は、お休みを頂けた。

新年の賀を受けるのは、正妃の役目。
私なんかじゃ、ない。


『どうしても帰るって言うなら・・・』

そう言った陛下が私に付けた、赤い華が。
肘の内側の柔らかい所に、綺麗に咲いている。

少し腕まくりをすると見えてしまう、それは。
私と陛下の、秘密。




どうしても実家に帰るって言うから。
今年は新年の賀を一緒に受けてもらおうと思ったのを、我慢した。
正妃は君だと知らしめる、好機だったのに。

いつまで逃げるつもりなの?夕鈴。

『お返しです。』

そう言って君が僕に付けた、愛らしい痕。
肩口に散る、桃色の花弁。

僕と君の、秘め事の証。



「_________陛下。」

「_________夕鈴。」


王宮の甍を見つめ。
王都の町並みを見下ろし。

夕鈴は哀しげに微笑み。
黎翔は鮮やかに笑う。


「逃がさん。」


主の呟きを聞いた、側近は。

_______夕鈴殿、休暇はお終いのようです。


気の毒そうに、ため息を吐いた。

C.O.M.M.E.N.T

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