2013_12
16
(Mon)23:37

縋る 李順視点

こんばんは。
あさ、です。

明日の午後から明後日の午後まで。
義母がお泊りなので。
きっと何もできません。

明日の午前中のうちに、「縋る」が終わるといいなぁ。
終われなかったら、ごめんなさい。

それでは、皆様。
おやすみなさい!





【設定・バイト終了】



《縋る 李順視点》





「そうか。」



夕鈴殿を帰した、と、報告をした時。
あの時に、気付くべきだった。

表情を変えぬ陛下の、異変に。

「そうか。」

ただ一言の呟きに、何が隠されていたのか。
見抜けなかった。

常と変らず執務机に向かい、筆を走らせ。
淡々と、書簡に目を通し、指示を出す。

きっと前々からお心の準備をされていたのだろう。

そう、思っていた。

今日までは。


_______よく見ろ、李順。

自分を叱る。

紅玉の様な瞳に、力はなく。
克右殿を召して鍛錬場に向かわれる事もなく。
官吏たちを威嚇する事もない。


『陛下が、さ。茶を飲まないんだよね。』


そう言い置いた浩大が姿を消したのは、いつだった?


__________陛下。


この責は、私に。
陛下に唯一を与えてしまった咎は、この私に。

心を残して別れる辛さを、我が主に与えるとは。


「側近、失格ですね。」


李順は、小さく呟き。

闇夜に姿を消した。



「縋る」後編

C.O.M.M.E.N.T

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