2013_11
10
(Sun)21:51

枯渇 4

こんばんは、あさ、です。

少し忙しくて。
更新できず申し訳ございませんでした。


陛下&浩大視点です。
短いです。すいませんっ!!



【9巻未収録のネタバレを含みます。】
【基本的に、捏造の塊です。】
【オリキャラも出るかもしれません】
【臨時花嫁です】


《枯渇 4》



雨宣は、水の街。

入り組んだ水路と路地が、余所者を排除し。

あちらこちらから聞こえる水音が、方向感覚を失わせる。


「・・・くそっ!」


夕鈴と別れた辻まで戻った黎翔から、舌打ちが漏れ。


「何の痕跡も、ない、か・・・」


ぼそりと呟いた浩大が、腕を組んで俯いた。



____________会えなかった、『晏流公』。

その側を離れぬ、蘭瑶と。

あまりにも鮮やかに姿を消した、お妃ちゃん。

・・・と、軍人さん。


仕組まれた。


李順さんも気付いたろう。

もちろん、陛下も。


どこまで、知られている?

お妃ちゃんの正体がバレているのか?

どこまで?

『臨時花嫁』であることが知られたら・・・俺は、お妃ちゃんを始末しなきゃならない。

____________口封じに。




俯いたままの、浩大に。

黎翔は鋭い視線を投げた。


「浩大。夕鈴は『妃』だ。」

「臨時、だろ?」

「・・・・」

「・・・・なら、俺のやるべき事は変らないよな?陛下。」

「浩大っ!」


心を見透かすような隠密の目が、黎翔を射る。


「俺は、あんたの『道具』だ。あんたの為に、動く。邪魔物は、排除する______そうだろう?」

「________だが、夕鈴は・・・」

「ばれたら、面倒だろ?『臨時花嫁』がばれる前に始末し」

「浩大っ!!!」


長身の黎翔が、浩大の襟を掴み。

小柄なその身体が持ち上がる。

それでも、笑ったまま。

浩大は続けた。


「__________切り捨てるんだろ?今まで通り。敵の手に落ちた偽妃は『邪魔』以外の何者でもない。」

「違うっ!夕鈴はっ!!」

「違わねえよ、陛下。お妃ちゃんは、偽の」

「夕鈴は、妃だっ!!私の唯一の、愛しい妃だ!!」


黎翔の叫び声が、水音を掻き消し。

人気のない通りに、吸い込まれる。


「やっと聞けた。」


にぱっと笑った浩大は、黎翔の手を振り払い。


「んじゃ、お妃ちゃん救出に行って参ります!」


迷いのない足取りで、路地に消え。


「・・・・やられた。」


取り残された黎翔は、苦笑交じりに呟き。


「__________李順。すまない。」

「・・・今さら、ですよ。」


浩大が消えた路地から現れた、李順は。

清々しい笑顔で答えた。



「枯渇5」へ

C.O.M.M.E.N.T

いやん( ´艸`)

浩大にハラハラして、陛下にドキドキして、なんて楽しいSSなんだ!と読んでいたら、清々しい笑顔にズキューン!!!!!
私の脳内をお見せできたら良かったのに!
ものすごく格好いい李順さんが、爽やかに笑ってます。
キラキラしてます。
何かの罠でしょうか。
羽梨を拉致るための罠でしょうか?
ええ!迷わず罠に飛び込みますっ!
今日一日の苛々が、違った。
疲れが吹き飛びました。
ありがとう、あさ様。
浄化された魂のまま、眠ろう。

2013/11/10 (Sun) 22:07 | 羽梨 #- | URL | 編集 | 返信

Re

いやん。←
拉致りますよ。ストーカーですからっ!
じゃなくて。
週末の苛々、じゃなくて、疲れを消化するために書きましたっ!←おい
明日からは、もう少しちゃんと考えて書ける・・・と、いいなぁ。いいなぁ。
ちゃんと考えてから書けるようになりたい。
おやすみなさい、良い夢を!!

2013/11/10 (Sun) 22:23 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック