2013_11
06
(Wed)00:17

日常 その2

こんばんは。
あさ、です。

上手い下手、関係なく。
書きました。

書けた。

よかったー・・・・





【設定・原作沿い】



《日常》




まるで、最初からそこに在ったかのように。

それは、満たし。

それは、潤す。



__________身も。


__________心も。











丁寧に、埃をはたいて。

細かな装飾を、磨く。

損なわぬよう、細心の注意を払い。

いずれこの部屋を使う、愛しい人の『本物』のために。

『偽者』は、心を砕く。



いつか来る、私が忘れられる日。



・・・違う。

そうじゃ、ない。

貴方の側に、私がいる、『今』が________奇跡。



__________分を弁えなさい。



そう言わんばかりの、李順さんの視線や言葉は。



__________傷つかないで下さい。



その、裏返し。


この、後宮を磨く時間は。

上司がくれた、本来の自分に立ち返る事の出来る、貴重な時間で。


私、の。




最後の砦。













山のような書簡。

いくらやっても果てなどない、政務。



_____________この国を、本来の姿に。



その想いだけで、ここまで来た。


母を愛した、父が。

__________『愚王』と謗られぬよう。


父を愛した、母が。

__________『傾国の妃』と罵られぬよう。



今、この国に必要なのは。

強い王様で。

『狼陛下』は、必要悪。



殺したくない。

血に染まる度に叫ぶ、自分を。


惨い。

裁く度に責める、自分を。



___________抑え込む。



そんな、壊れかけた『私』に。

天が恵んだ、甘露。



扇の陰から私を見やる、愛らしい瞳と。

『狼陛下』に怯えつつも、逃げ出さぬ_________優しくて強い、兎。


薫り高い茶を渡してくれる、その『手』の柔らかさに。

醸し出される、優しさに。

その香に。



身も心も、癒される。



『遠くに行っちゃ、だめですよ?』


僕を撫でてくれる、優しいその手は。

私に、自らを取り戻させ。

思い出させてくれる。


護りたい者を。

護るべき民を。

護るべき、国を。



_____________夕鈴。



僕の心に沁み付いた、『君』は。


僕を、『王』にし。

私に、『心』をくれる。











いつも通りの、後宮の夜。


「今日はお掃除頑張ったんですよ?三部屋、ぴっかぴかにしました!!」


握りこぶしを作って報告する、夕鈴は。

とても、楽しげで。

でも。

少し、悲しげで。


「_________楽しかった?」


にこにこと答える、黎翔は。

とても、嬉しげで。

でも。

少し、寂しそうで。



ここに、居たい。

ここに、居てほしい。


交差する想いは、重ならず。



居ちゃ、だめ。

居させては、いけない。



擦れ違う想いは、重なり合う。



「___________夕鈴。」


「___________陛下。」



交し合う、言葉は。



「離さないで。」



そう伝えているのに。


すり抜ける想いは、零れ落ち、

時が二人に降り積もる。



確実に。



いつか来る、その日に向って。


想いが、重なる。


『その日』に、向って。


積み重なる。


___________日常に、紛れて。

C.O.M.M.E.N.T

祝!一周年。

あさ様へ
一周年おめでとうございます。
何もできないので、私なりの一年後の妄想SSをひとつ。
本物夫婦設定
【幸せな朝】
目を覚ますと、夕鈴を眺めて嬉しそうな黎翔の顔が近づく。
「陛下、おはようございま・・・んっ、」
挨拶もそこそこに唇を塞がれた。
「ん、・・・んんっ、んーっ!」
はあはあと肩で息をしながら、夕鈴は精一杯の力で黎翔を押しのけると、涙の滲んだ瞳で睨み付ける。
「朝から、苦し・・・。」
「だって、夕鈴がもっとって。」
「言ってません!」
「今、寝言で僕を呼んで、もっと、って言ったんだよ?」
真っ赤になった夕鈴は寝台の中でごそごそと逃げ出そうとした。
腰に回った腕に引き寄せられて、黎翔に包み込まれる。
「可愛いお嫁さんからおねだりたれたら、応えない訳にいかないよね?」
「おねだりしてません!」
「夢、見てくれてたの?」
「え?」
「僕の夢、見てたの?」
「え、と。覚えてません。」
「ふうん、まあ、そういうことにしておこうか。」
「そういうことって・・・」
黎翔は意地悪く笑い、夕鈴の顎を指で押さえて、
「じゃあ、僕の瞳を見て、見てないと言う?」
そう言うと、言葉に詰まる夕鈴は眉を下げながら、黎翔の瞳をそっと見つめた。
「バイト妃時代の夢を見てました・・・。」
黙って見つめる黎翔の瞳を真っ直ぐ見て答えた。
「・・・もっと、もっと・・・、」
夕鈴の瞳から大粒の涙が溢れ出る。
「もっと、おそばにいたいと、ずっと願ってました。」
夕鈴は黎翔の夜着の襟元を掴んで、顔を埋めた。
「願いを叶えて下さって、ありがとうございます。」
黎翔の腕がぎゅっと夕鈴を抱き締める。
「夕鈴、その願いは、私の願いでもあったんだよ。君にずっとそばにいて欲しいと、望んだのは私だ。」
「陛下・・・、幸せな朝ですね。」
涙を拭いながら夕鈴が笑った。
黎翔も笑う。
暖かな笑いに満ちた、バイト妃から一年後の朝。
二人で迎える毎日の朝。
幸せな朝。

2013/11/06 (Wed) 00:24 | 羽梨 #- | URL | 編集 | 返信

Re

羽梨さま
ありがとうございます。
なにもできなく、ないですよ?
居てください。
それだけで充分です。
二人の幸せな一年後!
ああ、満たされるー・・・
そうですよね、やっぱり幸せでないと!!
陛下と夕鈴には、泣き笑いでもいいから、見詰め合って笑っていて欲しい。
離してはいけません。
よし。
羽梨さまのSS読んで、また頑張ろう!!
ありがとうございます!

2013/11/06 (Wed) 00:31 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

一周年!

おめでとうございます!!
忙しい中、それでも書き上げてしまうあさ様がステキwww
朝からしっとり、羽梨様のおまけでうっとりwww
良い思いしてる読者ですwww(^^)
ありがとうございます♪
これからも日参しますので、宜しくお願いします!

2013/11/06 (Wed) 09:03 | twomoon #- | URL | 編集 | 返信

Re

twomoon様
ありがとうございます!
羽梨さまのSSを何度も何度も読み返しております。
素敵ですよねー・・・。
むぐむぐ←食べてる
これからも、頑張りますね。
どうぞ宜しくお願い致します!

2013/11/06 (Wed) 13:48 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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2013/11/07 (Thu) 01:34 | # | | 編集 | 返信

慎さまへ

ありがとうございますーーーーーーっ!!!!
えっと、どのように御礼を申し上げれば?!
ハグ?!←違
きゃーーーーっ!!どうしようっ!
うふふふふ。ふふふふ。←おかしい

2013/11/07 (Thu) 08:23 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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