2013_10
18
(Fri)17:01

だいすき

こんばんは。
あさ、です。

甘いのを書こう!と、思ったのですが。
難しいですね。



もし宜しければ♪






【設定・未来夫婦・新婚】



《だいすき》





さらりと風を通す、艶やかな黒髪も。

すらりとした姿も。

少し硬くて大きな掌も。

骨ばった長い指も。

広い肩も。


「・・・・・だいすき。」


朝の、ほんのひと時だけ。

貴方に衣を着せ付ける、このひと時だけ。


私は、珀黎翔の妻として、貴方の胸に頬を寄せ。


「・・・・夕鈴、だいすき。」


貴方も、私を抱き締めてくれる。




正妃になってからの、唯一つの、私の我儘。


__________夫の衣は、私が。


だって、イヤだったんだもの。


王様は、日に何度も衣装を替える日も多いけれど。

夜着から平服に着替えるときだけは_______私が。


成婚式が終わった、翌朝に。

そう願い出た私を。


陛下は頬を染めて、抱き締めてくれた。









風になびく、滑らかな茶色い髪も。

胸に収まってしまうほどに華奢な身体も。

白く小さな、柔らかい掌も。

愛らしい爪を持つ指も。

すぐに朱に染まる頬も。

鈴のような声で言葉を紡ぐ唇も。


すべてが愛しい。


「・・・夕鈴、だいすき。」


朝の、ほんのひと時。

君が言うところの、『我儘』。


頬を真っ赤に染めて、それを願い出てくれた時。

僕がなんて思ったのか、君は、知ってる?


____________嬉しい。


そう、思った。

僕の事を、そんな風に求めてくれる人は、君が、初めてで。


本当にささやかな、君らしい、願いに。


幸せって、こういう事を言うんだ、って。

愛しい気持ちは、どんどん増えていくんだ、って。


分かった。



「・・・夕鈴、だいすき。」



ねえ、夕鈴。

僕がどれほど君を愛しているのか、わかる?



「・・・だいすき。」



ねえ、陛下。

私がどれほど貴方を愛しているか、知ってますか?



たった四つの文字でしかない、この言葉が。


二人を、繋ぐ。



だいすき


想いを、こめて。


だいすき


だいすき

C.O.M.M.E.N.T

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2013/10/19 (Sat) 01:31 | # | | 編集 | 返信

おりざ様へ

ありがとうございます♪
「だいすき」って、心を弾ませる良い言葉ですよね!

2013/10/20 (Sun) 08:42 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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