2013_07
31
(Wed)09:40

快哉 続

続きます、と「快哉」で言ってしまいましたので、普通の鍵付きUPに致しました。



*ご注意下さい!

年齢制限があります。大人の方のみ、ご覧下さい。













【設定・臨時花嫁】


《快哉 続》




「___________命じるまで開けるな。」


御者席の浩大を凍りつかせるような声音で、黎翔は命じ。

揺れる馬車の中、広い座席に夕鈴を横たえた。


上気した頬でくったりと横たわる夕鈴から漂う、異国の酒の香り。

甘酸っぱくて濃厚なその香りに吸い寄せられるように。

黎翔は、柔らかい首筋に顔を埋めた。



「・・・・・夫以外の男に素肌を晒すとは・・・・・」

白い柔肌が、昨夜の記憶を呼び起こした。。





『ちょっと待て!脱ぐな!!!』

『ゆ、夕鈴?!』

『・・・・ねるときは、やぎにきがえないとだめ、でしょう?』


下町の衣装は簡単に夕鈴の肌から離れ。

ぱさっ、と乾いた音を立て、円を描くように衣が落ちてゆく。


『__________っ!!!』


反射的に、金貸し君を寝台に押さえつけ、視界を塞いだ。


『・・・・・もがっ・・・・おまっ・・・・』

『あー・・・・ごめん。見ないでね?』


うろたえる僕達を尻目に、ふらふらと白い身体を揺らしながら、夕鈴はのんびりと夜着に着替える。

白い手足を惜しげもなく晒し、うっとりと夢見るような瞳で、僕を見ながら。


『ふふ・・・・いい気分です・・・・みんなで、寝ましょうね・・・・』


甘い声で囁く夕鈴に、なんとも言えない気持ちになった。






「夕鈴。君は、誰にでも気を許し過ぎる・・・・」


もし、あの場に僕がいなければ。

___________あの男が、夕鈴を。


自分の想像に、血が逆流した。



夕鈴の肌蹴た夜着の帯を解き。

ほの暗い馬車の中、浮かび上がるような白さを放つ肢体を堪能する。

まろやかな双丘。

なだらかな腹部。

柔らかくて美味しそうな、淡い叢も。


「・・・・・私のものだ・・・」


ちゅっ、と、唇に軽く触れ。

床に跪いた黎翔は、夕鈴を存分に味わい始めた。






・・・・・なぁに?これ。


しっとりと濡れた何かが、お腹の辺りを這い回る。


「・・・・膝、立てて・・・・」


言われるがまま、片膝を立てると、温かくて柔らかい何かが、ありえない場所に入り込んできた。


「あ・・・・・あ・・・・」


うそ。なにこれ。

目を開けようとする私の瞼を、大きな掌が塞ぐ。


「大丈夫だから・・・・眠っていて?これは夢だから・・・・」


心地よく響く声が、私の思考を奪い。

私の秘所を探る何かが、優しく蠢く。


「・・・んん・・・・・」

「きもち、いい?」


自分でも触れたことなんて無い場所を、ゆっくりと這い回る何か。

それは、感じたことも無い心地よさを、私にもたらす。


「ん・・・いい・・・・」


夢うつつに答えた自分の声が聞こえ。

やっぱりこれは夢なんだ、って思う。

こんなところを触れられて、気持ちいいだなんて。


くちゅ、ぴちゃ。


「あ・・・・あああ・・・・・んっ・・・・」


どこかから聞こえる、自分の声。


「そう・・・そのまま・・・・だいじょうぶ、だから・・・・」


私の奥のほうで何かを探るような動きをしていたそれが、急になくなり。

かわりに、ごつごつした長いものがゆっくりと入ってくる。


「はっ・・・・ぅんっ・・・・」

「・・・・いい?」

「・・・・と、っても・・・・・いい・・・」

「そうか・・・」


嬉しそうな囁きが聞こえ。

ゆっくりとした動きだったそれが、徐々に早くなった。


ちゅ、ぷちゅ。


どこからか聞こえる、水の音。


「あ・・・・あっ、あっ!んんんっ!!」


どんどん熱くなる、身体。


「きれいだ・・・・・もっと、そのまま・・・・」


囁かれる甘い声。

掻き回され、抉られる。




これは、夢?

覚えのある掌の温もりも。

さらりとした髪の感触も。

低くて甘い声も。

大好きなこの香りも。


「もう少し、脚、広げて?」


嬉しそうに笑む、貴方も。


「___________っ!ああああああ!!」


見知らぬ感覚に溺れる、私も。


「大丈夫・・・・夢、だから・・・・」


ほんとうに、これは・・・・夢?







艶やかに身体を撓らせて達した夕鈴に、夜着を着せ。

自分の外套で包み込む。

車中に満ちた夕鈴の香りに、頬が緩む。


「・・・・続きは、僕の部屋で。」


満足気に微笑んだ黎翔は、もうとっくに王宮に到着していた馬車の扉を開け。



「何も聞こえませんでしたっ!!!」


直立不動で固まる浩大に、冷ややかな笑みをくれ。


「___________今邪魔をしたら殺す、と、李順に。」


立ち去った。


「・・・・陛下、本気だ・・・・」


冷や汗をかいた隠密は。

今頃、主を探し回っているであろう側近の命を守るべく。

慌てて走り去ったのだった。





「快哉 王の自室にて」について へ
自負心   
«  HOME  »
  快哉

C.O.M.M.E.N.T

兎の匂いに釣られました。

ふらふらと今日も御訪問したら、なんてタイミングの良さなんだ、私!(←自我絶賛v)
陛下。どこで兎を堪能してるんスか。
寝所までマテ…出来る訳ないか~。
良い匂いの大好物を目の前に、お座り、待て、の躾は受けてませんでしたね、はい。
でもねぇ、夢、って言い含めるには、ちょっち無理が出てきてないですか、陛下?
あとで兎キックを喰らわないと良いね。(笑)
大ちゃん、なんだかとばっちり?色々手配して頑張ったのに。
姑の命を救うために更に奔走するなんて、なんて出来た子v
頑張れ大ちゃん!おばちゃんは君の味方だよ!!

2013/07/31 (Wed) 10:08 | twomoon #- | URL | 編集 | 返信

Re

twomoon様へ
コメントの早さに驚きましたっ!!
ちょうど良いタイミングだったのですね、よかった!←
「待て」は陛下の永遠の課題でしょうね。笑
「兎キックを喰らう前に、食い尽くす。」
と、それはそれはいい笑顔で仰られております。
浩大、今回はとっても気の毒ですね。
でも、浩大以外が御者だと、さっくり斬られてしまいそうで。
ごめん。大ちゃん。李順さんのこと宜しくね。

2013/07/31 (Wed) 10:38 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2013/07/31 (Wed) 12:49 | # | | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2013/07/31 (Wed) 14:17 | # | | 編集 | 返信

ますたぬ様へ

すいません、気分が夜だったもので。つい。
今度から、鍵つきは夜までUPを控えましょうかね。
夕鈴、まだ酔っ払ってるみたいです。笑

2013/07/31 (Wed) 15:05 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

ちび様へ

ふふ、今回の几鍔、かわいそうですよね。
眠り薬まで嗅がされて。
・・・・はっ!アニキを襲うなら今?!←
じゃなくて。
陛下、さぞかし美味しかった事でしょう。
正気に戻った夕鈴の反応が楽しみです。

2013/07/31 (Wed) 15:07 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

NoTitle

夜着はヤギではなくヨギと読みます
間違えてませんか?

2013/09/06 (Fri) 07:45 | #- | URL | 編集 | 返信

「夜着」のご指摘を下さった方へ

ご指摘ありがとうございます。
はい、間違えてました!
夜着、よぎ。
しっかり覚えます。

2013/09/06 (Fri) 08:42 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

あさ様、こちらも切れていてとびません。
宜しくお願い致しますm(。_。)m

2015/09/09 (Wed) 10:25 | なおかざ #- | URL | 編集 | 返信

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック