2013_07
28
(Sun)11:29

その先 浩大とお姫様 1

「その先」の、おまけです。

ちょっとだけ書けましたので、短いですがUPします。

1があるので、2もあります。

細切れUPになるかと思われます。ごめんなさい。

今日中に2が書けるかな?

家族次第です。笑






【設定・バイト終了のSS「その先」おまけ】
【なんだか今更ですが、捏造あります】
【陛下は出てきません。たぶん。←】





《その先 浩大とお姫様 1》




「よし。丁重にお連れしろ。」

「姫が気に入りそうな容姿だな。」

「ああ。」

「「「「・・・・・気の毒に。」」」」


途切れ行く意識の中、確かにそう聞こえた。










ふわふわの寝台の違和感に、目が覚めた。


コレハイッタイナンデショウカ


自分から嗅ぎ慣れぬ匂いがする。

纏っていた隠密の衣装は、なんだかよく分かんねえ、さらさらしたキレーな水色の、ひらっひらした・・・・


「って、ちょっと!・・・・・ほんとに、何なんだ?!」


髪は勝手に整えられ、爪の先までなんだかピカピカになってて。

耳に穴あけられて、勝手に飾りがつけられてますよ?!


おまけに。


眠っている間に全身くまなく磨かれたのが、よーく分かる。


「・・・・・なんだか、物凄く大事なものを失ってしまったような気がする。」


自分に軽口を叩くと、少し気持ちが落ち着いてきた。

外に人の気配が動く。


「お目覚めですか?浩大様。」


__________蒼玉国の衣装を纏った女官が、俺に向って拝礼した。






「ふふ、無理にお連れして、ごめんなさいね?」


瑠霞姫。

全っ然、悪いと思ってないだろ、あんた。


「我が家にお預かりしている『皇女様』のために、優秀な護衛が必要で・・・・」


どうぞ召し上がれ?と、ずらりと並ぶご馳走を俺に勧める。


「・・・・頂きます・・・・」


すげえ居心地がわりい。

美味いけど。


「ふふ、お腹が空いていらしたのね。」


楽しげに俺を眺めながら、紅い瞳が笑う。

こっち見んなよ。怖えよ。


「まぁ、思ったとおりだわ!やっぱり可愛らしいわね。」


誰が?


「私ね、弟が欲しかったの。でも、皆夭逝してしまって。」


物騒なコトをさらりと口にすんな。


「せっかく可愛がってあげようと思った甥には、なぜだか警戒されるし。」


近親憎悪、ってやつデスネ?


「ねえ、貴方、少し私に付き合ってくださる?」


俺に拒否権なんて、ねえんだろ?!


「・・・・・・・血は争えない強引さ、だね・・・」


見知らぬ果物を頬張りながら、諦めと共に呟いた。


ひらひらした袖が邪魔だな、と思いながら。





「あー・・・・・・何も言わないでいいから。」


俺を出迎えてくれたお妃ちゃんはの目は、これ以上なく大きく、大きく、見開かれていて。


「・・・・・・・・こ、こ・・・・・こ・・・・・」

「姫さんに、遊ばれてさー・・・・」


うんざりと答える俺を、上から下まで繰り返し、繰り返し、眺めて。

頬を染めて、叫ばれた。


「浩大、かわいいっ!!!!」


・・・・・うん、ありがとう。

でもさ。

五つも年下の女の子に言われるセリフじゃないよね。

あのさ、お妃ちゃん。

俺、なんか視界がぼやけるんだけど。

気のせいかな。



浩大の受難の日々が始まった。



②へ

C.O.M.M.E.N.T

見たいです。

浩大の女装姿が見たい!
浩大の瑠霞姫へのツッコミの切れ味は是非ともご教示頂きたい。
というか浩大!
こんなところに居たのですね!?

2013/07/28 (Sun) 13:26 | さき #- | URL | 編集 | 返信

Re

さき様へ
ふふ。
女装っていうか、なんていうか。
ええと、着飾らせるのが趣味みたいです。叔母上。
でも、大ちゃんは似合いそうですよね。ひらひらした衣装や耳飾り。
髪も少し切られた模様です。
ピアスは片耳です←

2013/07/28 (Sun) 19:50 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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