2013_07
25
(Thu)09:10

休憩時間

【設定・原作沿い】

LaLa9月号からの妄想です。

ネタバレというほどではない、と思われます。



《休憩時間》




窮屈な、この場所で。


君だけが、僕に安らぎをくれる。









煩わしい縁談を跳ね除け、尻尾を出さぬ狸を炙り出す、格好の餌。


「臨時花嫁」


使い捨ての、手軽な道具。

掃いて捨てるほど、代わりはいる。

金と脅しで済ますことの出来る庶民の娘から、適当に見繕って、使い捨てる。



三ヶ月保てば、上出来。

恐怖で辞職するか、刺客に殺されるか。

もしくは、私が切り捨てるか。


別にどちらでも構わない。


「お前の好きにしろ。」


李順に許可を与えたのが・・・・・半年前。







「陛下、お茶をお淹れしました!」


明るい笑顔と、愛らしい声。



__________簡単に切り捨てるつもりだったんじゃないのか?


自分の中から声がする。



「ありがとう、夕鈴。」


信じられないほど穏やかな声が、自分から紡がれる。


_________いつまでも、このままじゃいられないことくらい・・・・


自問する。


「・・・・わかって、いるさ。」


小さく、呟き。


茶杯を手に取った。









君と過ごす、『特別』な時間が。

殺伐とした僕の人生に、どれほどの安らぎを与えてくれたか。



特別。


『狼陛下』の、『特別』。


何の力も後ろ盾もなく。

柳や氾が少し本気を出せば、すぐに潰せるほどの小さな存在。



_____________お分かりですな?陛下。


_____________いつまでも、このままでは・・・・



やつらの声無き声が、届く。



君を放したくない。

いつまでも側におきたい。


その想いと。


守りたい。


この想いは、矛盾する。




『特別』な時間。

私に許された、僅かな、休息。




____________いつか終わる、休憩時間。

C.O.M.M.E.N.T

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2013/07/25 (Thu) 09:53 | # | | 編集 | 返信

おりざ様へ

終わっちゃうのって、嫌ですよね。
会社のお昼休憩も。
子ども達が帰宅する前の、安息の時間も。
だんなさんが帰宅するまでの、楽しい妄想タイムも。
陛下の「おやすみ」。
働き者の柳大臣。
痺れを切らしたような気がしてなりません。

2013/07/25 (Thu) 10:43 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

そこはガツンと!!

休憩時間が終わっても、傍にいられるように、ガツンと頑張りなさい!陛下っ!
男の子でしょ?
さあ、ガツンと!
ええ、色々巻き込まれて渦巻いております。
夏祭りなんて、無くなればいいのにっ!

2013/07/25 (Thu) 13:13 | 羽梨 #- | URL | 編集 | 返信

Re

ほんとですよねー。
諦めないで、捕獲しろっ!!と、背を押してやりたい。
ああ、ただでさえお忙しいのに、夏祭りも、ですか・・・
体調崩さないでね?10日までは。←

2013/07/25 (Thu) 14:30 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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