2013_05
13
(Mon)19:11

的 おまけ

SNSでこっそり限定でUPしていた、「的」のおまけをブログにUPしました。(2013.6.12)

ちょっと、内容がアレなので、ひっそりこっそりと。笑




《「的」おまけ》




怖ぇ・・・まじで。

蛇に睨まれた蛙。

今の俺の状態を表すのに、これ以上相応しい言葉はないだろう。


ガンッ

重い衝撃が襲う。

___________まあ、いいか。・・・あんたに殺されるなら。









刺客の毒針が、お妃ちゃんの肌に触れた。

・・・・っ!すぐに吸い出さないと!

襟を開き、針跡を探す。

_________見当たらない。

咄嗟に、毒の味を舐めて探した。

舌先で首筋を辿る。
鎖骨辺りから耳の裏まで。
探らなかった箇所がないように、何度も。

微かな震えが、腕に伝わる。

「______っ、こ、う」

驚き震えるお妃ちゃんを無視して、毒を探す。

毒針が触れた、右側の首筋全部を探った。

「____っぅ・・・ぁっ・・・・ふ・・・ぅっ・・・」

お妃ちゃんの、息が弾む。

まさか、毒が回った?

・・・・・違う。毒の味はしなかった。

したのは、甘くて滑らかで、餅の様な_________



まずい。


隠密の初歩。

『気付いたときには、もう手遅れ。』

背後から迫り来る怒気に飲み込まれる。


ああ、俺としたことが。

やっちまった・・・初歩的なミスを。












諦めたような瞳の「的」を見つめる。

冷ややかに、怒りを込めて。


「______っ、こ、う」


夕鈴の襟を両手で開き、白い首筋に紅い舌を這わせる、浩大。

真剣な瞳で、隙間なく、何かを探るように。

・・・わかっている。

わかっては、いる。

毒の吸出しは一刻も早く。
刺された箇所を探す速度は、視覚よりも味覚の方が早い。

_____だが。


「____っぅ・・・ぁっ・・・・ふ・・・ぅっ・・・」


初めて聞く、夕鈴の喘ぎ。

急な展開に戸惑う夕鈴が漏らす、艶やかな声。

全身の血が、逆流した。


ほっとした表情で夕鈴の首筋から舌を離した浩大が、固まる。


_________察しがよいな。


安心しろ、浩大。

・・・・・・・命は、助けてやる。一応。 .
怠慢   
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