2013_05
28
(Tue)18:02

皇子の願い①

【設定・未来・お子様あり】
【ご注意!オリキャラ(お子さま三人・李順さんの奥さん・その他)でまくりです。】
【捏造の塊でございます】
【ほぼ、お子さま世代がメインの話しです】


☆人物説明

珀清翔(長男にして、李順の長女と夫婦。李家に居候中。)
珀明翔(次男にして、時期国王・・・なのは、まだ内緒。)
珀桜花(三人兄弟の末子。長女にして、女王。几鍔の嫁になることが決まっている。)

李芙蓉(李順さんの奥様。)
李玉華(李順さんの長女。清翔の妻。姉さん女房。)


この他にも、オリキャラさんが出てくる予定です。


苦手な方は、ご無理なさらず!!





《皇子の願い1》




一目惚れ。

まさに、そうなんだろうな。



風になびくふわりとした髪。

こげ茶色の、力強い瞳。

真っ直ぐな、心からの、笑顔。



僕は、珀明翔。

君は・・・・・誰?









妹の桜花が玉座についてから、もう三年が経つ。

だから、あと二年。


あと二年で、桜花は『崩御』する。

そして、下町に『夕花』が生まれ。

僕の可愛い妹は、人並みの幸せを手に入れる。



この世に生を受ける以前から、刺客に狙われ続けた、兄・清翔。

母の心を守るため、小さい頃から毒の食事を摂り続けた、兄。

_________誰よりも強くなる。

そう覚悟を決め、ずっとずっと、僕と桜花を守ってくれた、大好きな、兄上。



大切な兄と妹。

大好きな、父上と母上。


みんなの為に僕ができる事は・・・・・二年後に、この国に身を捧げる事。


____________国王に、なる。


わかっていた。

そのつもりだった。



だけど・・・・・。










「清翔お兄様!もう!遅いですわ!!」


女王・桜花は頬を膨らませて兄を出迎えた。


「もう随分と早い時間に使いを出しましたでしょう?!何をなさってらしたの?」

「・・・・ええと。なんだろうねー・・・・」


今朝方の妻の艶姿を思い出した清翔の頬が、少しだけ染まったのを、桜花は見逃さず。


「・・・・・父上そっくりですわね・・・・」

ぼそっと呟いた。






「・・・・・で、何の用だ?」

侍女が淹れてくれた茶に口を付け、清翔は促した。

「実は・・・・」

桜花の前にも、ことり、と茶が置かれ、桜色の茶器に桜花の手が触れた。


_______刹那。


ぱんっ、と茶器が弾き飛ばされ、同時に侍女の肩に小刀が突き刺さり。


「・・・・・この私の前で王に毒を盛るとは・・・・なるほどな。私が王座を狙い、女王を毒殺したと見せたかった、か?」


世間話をするかのように、清翔が侍女の腕を捻り上げる。

「くぅ・・・・っ!な、ぜ、わかった!」

ガツン、と侍女の首筋に剣の柄をくらわせ、清翔は面倒くさそうに答えた。

「毒の事なら、父上よりも私のほうが詳しいぞ・・・・ああ、もう聞こえぬか。」


ぴぅっ、と口笛を吹き、賊の後始末をさせ。



「_________さて、と。桜花、話しの続きを。」



優雅な所作で、清翔は茶を淹れ始めた。


「・・・お兄様。ですから、お茶は私が。」

「・・・だめ。玉華においしいお茶を淹れてあげたいから、練習台になって?桜花。」

「・・・・はいはい。玉華さんに怒られても知りませんからねー・・・・」



兄と妹の『内緒話』が始まった。




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C.O.M.M.E.N.T

ヨロヨロ(*_*;

ようやくお邪魔できましたよ。
今日はバタバタしていて、ヨロヨロの羽梨です。
こちらに伺うとホッとします。
羽梨の大好物のシリーズですね。
待ってましたよ。
さあ、内緒話。おばさんにも聞かせておくれ。
とりあえず、毒について語ろうか!

2013/05/28 (Tue) 21:11 | 羽梨 #- | URL | 編集 | 返信

Re

おお、大丈夫ですか?
私も今日、ようやく総会で解任されてきました。
その場ですぐに次のお仕事頂いてきましたけどね!ふふっ!
羽梨さま、お熱出さないでね?
えっと、未来話の清翔君。
玉華ちゃんを懐柔するのに必死ですよ。ええ。
毒とか刺客とか眼中にありません。彼の関心の全ては、玉華をいかにして説得するか。
無理やりじゃないところが、陛下より優しいです。
しまった。横道に逸れました。
・・・・続き、書きますー。

2013/05/28 (Tue) 22:05 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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