2013_04
29
(Mon)16:04

隠密の独り言

【設定・未来】
【夕鈴正妃です】
【ほとんど浩大しか出てきません】




《隠密の独り言》



俺は、人じゃない。
俺は、『道具』だ。主の命に従う、感情を持たない、道具。

何も持たず、望まず。

ただひたすらに、主の命ずるがままに。

・・・・・なあ、そうだろ?陛下。







今夜は少しお客さんが多かった。

__________闇夜、だったから。




陛下の子を身ごもったお妃ちゃんへの風当たりは、強い。

『狼陛下の正妃』

後宮にお妃ちゃん以外の妃はいない。

今回の御子が男御子なら、間違いなく、太子だ。

細心の注意を払い、緘口令を敷き。

毒見や警護を強化し、刺客を排除し・・・・ようやく産み月を迎えたんだ。



少し、疲れてたんだろうな、俺。

そういや、三日寝てなかった。

ここんとこ、ひっきりなしだった『客』。

陛下に言うほどでもない技量のやつらばっかだったから、李順さんに報告するだけにとどめた。


_____________だって、陛下も寝てねえから。

一晩中、お妃ちゃんを守るように抱きしめて。

いつでも剣を抜けるよう。

浅い睡眠しかとってないのを・・・・・・・俺だけは、知ってるから。








・・・・なんでそんな顔すんだよ。

道具は、壊れたら新しいのに代えればいい。

使い慣れた道具に愛着が湧いても・・・・壊れたら、仕方ねぇさ。

「_________老師。手を尽くせ。」

だから、そんな顔すんなって。

俺でよかったじゃねぇか。
お妃ちゃんは、無事だったんだろ?

あー・・・・・なんも、見えねぇ。

できればもう一回、あんたの顔、見たかったなぁ・・・・・へ・・・・・か______






翌朝。

「・・・・小僧、おぬし・・・死にかけたのじゃぞ?」

「あー、うん。とりあえずこれ食ったら寝る。」

「腹の傷が開くわ!!もう食うな!」

「あ、じいちゃん、もう一杯。」

「酒を飲むなー!!」





☆生命力、半端ないと思います。浩大。
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2013/04/29 (Mon) 17:43 | # | | 編集 | 返信

Re

こちらこそ、こちらでは初めまして♪♪
コメントありがとうございます。
コミュに参加させて頂いたものの、どう参加したものか右往左往。笑
そんな中、このお話を思いついた次第です。
コミュ向きじゃないなぁ。私。

2013/04/29 (Mon) 18:15 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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