2017_01
16
(Mon)22:18

酔月

こんばんは。
えー。
このブログは私が楽しむためのものですので、私が好きな時に好きなようにSSをUPしたりイベントのお知らせをしたり通販をしたりと自由気ままに運営しております。
何が言いたいかというと。
ここから先にあるSSの下らなさを弁解してるんです。←
私が楽しかったらいいよねなSSですが、もし宜しければこの先にお進みください。
もうね、再録原稿に打ちのめされて泣きたい。
やってもやっても終わらない編集作業に心折れそうです。

【設定 臨時花嫁 R18】
≪酔月≫


「陛下っ、酔ってますね?!」
「んー?」

浩大と飲むと加減を間違える。
分かってはいたが、過ごしてしまった。

酒は、理性を壊す。
欲望に忠実になった自分を御すことができないままに後宮へ向かった。

「陛下、お妃様はお休みに…。」
「よい、誰も近づけるな。」
「かしこまりました。」

女官に言い置いて、花嫁の部屋へ入る。
夕鈴の香がした。

「…いい匂い。」

何をしようとしている、黎翔。
彼女は『臨時』の花嫁だぞ。
手を出してはダメだ、彼女はお前ごときが手折ってよい花ではない。

「ゆう、りん。」

掠れた声。
浅ましい欲が身体を支配してゆく。

「……。」

部屋の一番奥、天蓋に守られて眠る彼女に手を伸ばす。
健やかに上下する胸の丸み。
しっとりとした首筋から続く鎖骨の白さに喉が鳴る。
少し寝乱れた長い髪が艶めかしく影を作る頬に、触れた。
すべすべだった。

「おいしそう。」

吸い寄せられるように唇を寄せれば濃くなる、花の香。
少し開いた唇から漏れる寝息の芳しさにくらくらしながら吐息を貪る。

「…っ、はぁ…。」

甘い。
吐く息吸う息すべてが甘い。
この肌を存分に味わえたら――――。

「ん……。」
「っ!」

微かに寝台を軋ませ寝返りを打つ夕鈴にびくりとして身体を離す。
私は、何を…!

「へい、か?」

夢見心地で黎翔を認めた夕鈴。
驚き慌てた黎翔のとった行動は、本人にも予想外なものだった。

「っ、陛下?!」

ぎしり。
寝台が大きく軋み、視界が揺れる。
強い力で抑え込まれた夕鈴に黎翔が覆いかぶさる。

「え、ちょ、陛下、」
「……。」

ようやく状況を理解した夕鈴は必死に抗うが、敵うものではない。
足掻けば足掻くほど、深く抱かれて。

「い、やっ!」

薄い夜着をかき分けるように入り込んでくる黎翔の唇に翻弄されていく。

「んっ!」
「――――。」

首筋から鎖骨、乳房へ。
激しくも優しく這いまわる熱い舌。
黎翔が酔っていることは明らかでこのままではいけないと必死に叫ぶ夕鈴の声音が徐々に甘く変じていった。

「だ、め。へい、か、やめ――――んぁ、あ、やぁ、」
「ゆうりん…。」

くったりと力の抜けた身体を思うがままに弄ぶ黎翔。
閉じた膝を割り内腿を撫で上げ芳しい蜜を湛えた花弁に食らいついた。

「きゃああああっ!」
「甘い――――。」

じゅるじゅると音を立てて吸い上げ、男を知らぬ花芯に舌を挿れかき回す。

「いやあああっ!」

まさかの行為に惑乱する夕鈴に構うことなく黎翔の舌が花芽を探り当てた。
控えめに隠れたそこを、暴けば。

「ひっ?!」

びくんっと跳ねる細い腰。
これ幸いとそれを抱え込み、黎翔は荒い息を吐きながら花芽を嬲り始めた。

「んぁっ、ああああっ、やっ、熱い、こわ、い、」

髪を振り乱して快楽に抗う夕鈴をさらに、堕とす。
指を増やして花芽を転がし、破瓜の痛みを与える前に快楽の深さを教え僕だけのものに―――。
ああ、くらくらする。
どこもかしこも甘く香って、溺れそうだ。
くらくら…くらくら…。

「夕鈴……。」
「陛下、朝ですよ。おはようございます。」
「え。」

がばっと起き上がった途端にひどい頭痛に襲われた。

「……頭、いたい。」
「お酒飲みすぎちゃったんですね。お水をどうぞ。」

くすくす笑いながら水椀を渡してくれる夕鈴は、いつも通りの彼女。
昨夜の、あれは。
僕の―――夢?

動揺を悟られぬように水を飲み干し立ち上がる。
夢だったんだろうか。
少しがっかりしながら、呟いた。

「あんなに、甘かったのに。」

ガシャン!
砕け散ったのは空になった水椀。
面白いほど固まった夕鈴の頬がみるみる朱に染まって。
にやりと笑んだ狼は、ゆっくりと立ち上がる。

「ダメだよ、ゆーりん。僕、酔っても記憶はなくさないんだ。」
「わ、私は忘れましたっ!」
「じゃあ、思い出させてあげる。」
「遠慮しますっ。」

満面の笑みでにじり寄る狼と敢え無く捕われる運命の兎。
今はまだ誰にも言えない二人の関係、それは。
嘘が真か真が嘘か。
知るは夜空に浮かぶ月ばかり―――。



C.O.M.M.E.N.T

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/01/17 (Tue) 13:50 | # | | 編集 | 返信

りと様へ

いえいえいえ、連投ぜんぜんOKですよ?
それに、非公開ゆえ分かりにくいかもしれませんが、りと様連投じゃないですー。
ご安心を!

書き手にとって好意的なコメントは食事と同じです。
次への励ましをいつもありがとうございます。
本当にありがたく思ってるんですよ?
だから気にしないでいいんですよ?よ?よ?

2017/01/17 (Tue) 15:32 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/01/17 (Tue) 17:31 | # | | 編集 | 返信

くみ様へ

食べちゃったみたいですよ、若いって素晴らしい!
回復力が違いますよね!
二日酔いからの回復力、ですよ?ええ、そうですとも。
えへへ。←

地下鉄通勤。
お、お疲れ様でございますっ。

2017/01/17 (Tue) 21:49 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/01/17 (Tue) 22:39 | # | | 編集 | 返信

あい様へ

ああよかった。
楽しんでいただけているのかどうか不安に駆られる時があるので、元気づけられます。

自分のためだけに書いているとはいいながらも、ほんとうにそうならこんな形で公開する必要なんてないんですもの。

「せっかく書いたから、誰かが読んでくれたらいいなぁ。」(ブログにアップする)
「あ、読んでくれた人がいる。嬉しい!」(拍手やコメントをいただいて小躍りする)
「読んでくれた人が楽しんでくれたかな、呆れられてないかな、不安だな。」(自作を読み返し我に返る)

上記三つをぐるぐるメリーゴーランドしながらブログやってます(笑)

2017/01/23 (Mon) 13:11 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/02/01 (Wed) 02:55 | # | | 編集 | 返信

ありあ様へ

おお、夢だったのかと思ってくださいました?
よかった!←おい

こんな夜があってもいいよね、と妄想して書きました。
21歳の健康な、しかも国王陛下。
止まらなくても仕方な(やめ

受験って親の胃がやられますよね!
どうかお身体お大事にー!

2017/02/01 (Wed) 22:48 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

コメントの投稿

非公開コメント