2016_10
16
(Sun)15:00

白陽1

基本、原作沿いの黎翔×夕鈴を書いている私。
今回、カップリングはそのままですが設定が激しく捏造です。
具体的に申しますと、陛下はすでに王様で、夕鈴はお花です。(わかりにくいなぁ、おい。)
そこに親指姫とかかぐや姫とかっぽい設定も絡んできます多分。←
源氏物語っぽいのも。←これでほぼどんな話か分かってしまう不思議

何が言いたいかと申しますと。

いつもの原作沿いじゃないので、お好みが分かれますよ!
この前書きを読んで「あ、ちょっとだめかも。」と思われた方は引き返してくださいね。

閲覧は自己責任でお願い致します。

あと、ここで言ってもきっと絶対届かないんですけどね。
オークションに出品するの、やめてください。
奥付にもそう書いているのですがムシですかそうですか。特に今回のは本気でやめて欲しかったな。私だけのじゃないんで。





【設定 童話パロ?親指姫&かぐや姫&色々混ざっております。元ネタはお友達から見せていただいたお花の写真です】

《白陽1》




「これをやろう。上手く咲かせることができればお前の願いも叶うはずだ。」
「ふざけるな、そんな悠長なことをしている場合ではないっ。」
「おや、私は大真面目だぞ?まあ騙されたと思ってやってみる事だな、若き王よ。」

眩い光を背にしたその影は、あっという間に霞んで消えた。

「くそっ、何が神託だ!こんな球根ひとつで解決できるような問題なら苦労などしない!」

久しぶりに足を踏み入れた神殿。
その最奥にある王の間で、狼陛下・珀黎翔はひとり悪態をつき続ける。

「なんなんだあの人を食ったような態度!神なら神らしく親切心というものを持ち合わせてみろ!そもそも神など人に崇められてこその存在だろうが!供物が欲しければ仕事をしろ!……っ、くそっ、」

ひとしきり『神』への文句を述べ、落ち着いたのだろう。
前王の急死により予定外に即位する羽目になった若き王は、己の不運を呪いながら『神』から手渡された球根を睨み付けた。

「仕方ない。育ててみるとするか……。」

まるくて小さいそれが微かに震えたように見えたが、気のせいだろう。

「――――まずは土と水だな。」

黎翔は神からの授かりものを自室の庭先に植えることにした。







「ちょっと待て、早すぎないか?!」

土を柔らかく掘り起こし、球根を植え水をやった、翌朝。
いつもの様に夜明け前の鍛錬を始めた黎翔は思わず突っ込んだ。

「植えたの、昨日だぞ?!」

土中からぴょこんと飛び出した緑色の双葉が黎翔の言葉に答えるように、ふるりと揺れる。

「俺の言葉が分かるのか?……まさかな。」

自嘲しつつ。
黎翔は足早に部屋に戻り水差しを手にした。

「さすがは神からの授かりものだな。」

ちょろちょろと優しく水をかけてやると、みるみるうちに茎が葉が伸びていく。

「な……っ!」

あっけに取られているうちに先端に大きな蕾が凝り、そこで成長は止まった。

『上手く咲かせることができればお前の願いも叶うはずだ。』

「……なるほど、咲かせてみせろ、という事か。」

あの、人を人とも思わぬような『神』の声を思い出し。
黎翔はわずかに顔を歪めつつ、そっと蕾に手を伸ばす。

「お前が咲けば、私の願いが叶うらしい。枯れるなよ。」

一見どこにでもある花にしか見えないそれに語りかけ、空になった水差しを手に自室へ戻った黎翔を待っていたのは。

「――――誰だ。」
「あの、私……夕鈴、と言います。」

一糸まとわぬ姿で戸惑いながら佇む、見ず知らずの女だった。




白陽2   
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2016/10/16 (Sun) 16:28 | # | | 編集 | 返信

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2016/10/16 (Sun) 21:46 | # | | 編集 | 返信

本当に花なんだぁ~(笑)

こんばんは、あささん。

捏造?パロディ?
ど~んと来い!です(笑)。
続き、楽しみにしていま~す♪^^
 
 

2016/10/16 (Sun) 22:48 | みかんママ #- | URL | 編集 | 返信

うわー、すんごくドキドキします(//∇//)
一糸纏わぬって←ちがっ
夕鈴どこから来たのかしら?←だから花らしい

陛下がどうやって咲かせるのか楽しみにしてまーす(o^^o)

2016/10/17 (Mon) 00:08 | まんまるこ #- | URL | 編集 | 返信

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2016/10/18 (Tue) 20:30 | # | | 編集 | 返信

宇佐美様へ

あのさ、あのダリアって花、すごいね!
「ダリ」だけですごいけど(おい)名前がさ!
白いから白陽なのかそうなのか!
あんな花、陛下がまるっと喰らうに決まってるだろうさ!

ごめんなさい酔っ払いです(笑)

2016/10/20 (Thu) 23:37 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

あい様へ

あい様…!
ここで多くは語れませんが。
好きです。←言った

私ごときの文字を読んで下さるなんて、ほんと恐れ多いですが。
育児の息抜きに最適ですよね、二次小説。←
脳がおかしな物質を放出する瞬間が好きです(笑)

2016/10/20 (Thu) 23:46 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

みかんママ様へ

おお、ありがとうございます。
懐深く広く広く広くお願いします!(笑)

2016/10/20 (Thu) 23:47 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

まんまるこ様へ

そりゃもう、花が咲くのは夜と決まって。
ない、か。←

どうなるのかどうしたいのか、どうするのか。
毎度考えながらの更新でございますー。

2016/10/20 (Thu) 23:48 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

ああああ、ありがとうございます。
せっかく作った本なので、お手元で可愛がっていただけると泣いて喜びます私が。

一糸まとわぬ花夕鈴。
陛下の理性が試されます。(笑)

2016/10/23 (Sun) 11:36 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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