2016_09
16
(Fri)20:47

夫婦の時間

こんばんは。
あさ、です。

書きたい時に書きたいだけ書く癖がついております(笑)。
短いですが、もし宜しければ。

同じ様なタイトルで同じ様なSSを書いた気がする。
きっと気のせいじゃないのですが、大目に見て下さい(〃ノωノ)


《夫婦の時間》


―――未だに見る、夢は。

『忘れてしまえ。』

恐ろしくて冷たい狼の哀しい声と。

『君が見たのは悪い夢だ。』

私を逃がすための優しい言葉。

「……。」

目を覚ませば伝う涙。
貴方が見た『夢』は、どうだったのだろう。
傍らにある陛下の寝顔にほっとしながら、そう思う。

「陛下……。」

この人は、いつも。
失うことを覚悟して生きている。
今この時手にしている全てはいずれ必ず無くなるのだ、と。
思い知らされて生きてきた。
きっと、陛下の心は、今も。
遠い北の地にいた頃と同じなのかもしれない。

「ん……夕鈴、眠れないの?」

違うの、そうじゃないの。

小さく微笑んで陛下の胸に顔を埋める。
本当の夫婦になった私たちには、言葉が要らない時もある。
だから。

「温めて?」
「君はこんなに温かいのに?」

ここから先は、二人だけの。

「夕鈴ーーーー」

夫婦の、時間。


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2016/09/19 (Mon) 20:04 | # | | 編集 | 返信

ゆん様へ

もう何度同じものを書いたことか(笑)
でも楽しいからいいですよね!←


コメントありがとうございました。

2016/09/20 (Tue) 23:20 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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