2016_07
11
(Mon)19:39

熱帯夜


暑いですね。
暑くて溶けそうですね。
皆様、体調崩したりなさってませんか?
どうぞご自愛くださいませ。

さて!
もうすぐ夏休みがやってきます!
それに向けてお仕事を前倒しているのでえらいことになってます。
原稿はどうした私。
どうして22時を過ぎると寝てしまうんだ、私。

唐突ですが、陛下と夕鈴は寝苦しい夜をどう過ごすのか気になってSSを書いてみました。
新婚さんっていい。

では、もし宜しければ。



【設定 本物夫婦】
《熱帯夜》


寝苦しい。
いや、夏だから当たり前なのだが、それでも。

「陛下、暑いです……。」
「え~、もうちょっと。」

一晩中抱き枕にされる苦しさと言ったら、ない。

ただでさえ風通しの悪い寝室。
刺客対策とかいろいろな理由はあるのだろうが、暑いものは暑い。

「お願いですから、少し離れて……。」

ぐったりと訴える夕鈴。
黎翔はしぶしぶながらも彼女を解放した。

「ありがとうございます。」

ころん、と。
少し離れた位置まで転がって。
絹の敷布の冷たさを楽しむように、夕鈴はあちらこちらへころりころりと出かけていく。

「……。」

まあるいお尻が転がる様は、黎翔の笑いを誘った。

「……ぷっ、ははは、あははははは!」
「陛下?」
「ごめんごめん、君があんまり可愛いから、つい。」

くくっと笑いを堪える黎翔。
対する夕鈴はぷうっと頬を膨らませた。

「そんなにおかしかったですか?」
「い、いや…。」

寝台の上で体を丸めてお腹を抱える狼陛下。
その唯一の妃は、愛らしい頬を膨らませたまま。

「陛下が悪いんですからねっ。」
「え、」

にじり寄る。

「えいっ、こちょこちょこちょ!」
「わっ、夕鈴ちょっと待っ……!」
「待ちませんっ、こちょこちょこちょ!」
「あはははは、待って待って、そこダメだってば!」

ドタンバタンと騒がしく。
白陽国の世は更ける。
屋根の上では、隠密が。

「この暑いのに、元気だな~。」

涼しい顔で、笑っていた。



«  HOME  »

C.O.M.M.E.N.T

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2016/07/13 (Wed) 08:15 | # | | 編集 | 返信

ゆん様へ

ほのぼのして頂けて嬉しいです。
ありがとうございます。

2016/07/13 (Wed) 22:21 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

コメントの投稿

非公開コメント