2016_04
22
(Fri)21:33

噛み痕 5

本日三度目のご挨拶ですこんばんは。
あさ、です。←しつこい

ギリギリジリジリしながら書いていた「蝶」の反動でしょうか。
脳みそにある妄想をつまみ食いするように「噛み痕」を書いております。
つまみ食いですので、お料理(妄想)のほとんどは脳内に収納されたままです。
試食SS。←おい
唯一つの書きたいシーンのために書き始めたSSです。
たぶん、次あたりでそのシーンを書けそうです。
ふふ。←自分だけが楽しい

さて、もうすぐGWですね。
カレンダー通りの出勤です、私。
イベントもありますね。
参加される皆様、楽しんでらしてくださいね。

では、続きです。
もし宜しければ。




【設定 本誌沿い 夫婦】
《噛み痕5 黎翔》


夜、夕鈴が僕に言った。

「陛下、後宮に妃を…私以外の妃を、お迎えください。」

景色から色が消え、耳を疑う。

「……え?」
「私が良くも悪くも注目を集めるのは、妃が一人だから、でしょう?」
「ちょっと待って、夕鈴。」

これはいったい何の夢だ。

「このままじゃ、私。」

何の冗談だ?

「私、あなたを幸せになんて、できません。」
「いやだ。」

脳裏に過る、母の姿と父の背中。
夕鈴、君は間違っている。
妃が多くいようがいまいが、僕が君だけを愛する以上、君は狙われ続けるんだ。

「夕鈴、」
「守られてばかりはイヤです!陛下は王様だからいつまでもこのままじゃいけないって、私だって分かってます!」

夜を徹して説得するも、夕鈴は頑として譲らない。

「王宮の方々だって、それを望んでいるでしょう?少しは陛下の敵が減るんじゃないでしょうか。」

きっ、と僕を見上げる強い瞳。
彼女にそれを教えたのは、老師か、はたまた李順か。
思ったよりも長い事王座に居座りそうな狼に娘を献上したがる輩がまたぞろ騒ぎ出している事なんて。
夕鈴は知らなくてよかったんだ。

「愛してます、陛下。」
「夕鈴。」
「だから、お願い。ここに…後宮に、陛下の味方を増やすために『妃』を――――。」

強い瞳に浮かぶのは、不退転の覚悟。
今ここで僕が「否」と言えば彼女は明日にでもここを去ってしまうだろう。
永遠に。

愛する人を失わないために愛してもいない女を抱く。

矛盾に満ちた行為。
それをせねばならない日が、来ようとは。

「夕鈴――――。」

気丈に微笑む彼女の頬に自らのそれを寄せれば、窓辺から覗くのは色のない白い月。
きっと今の自分はあの月よりも青白い顔をしているに違いなかった。



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  御礼

C.O.M.M.E.N.T

うふふ…陛下イジメ(笑)←違う。
イケメンの葛藤と付随する矛盾が大好物な私はとっても好きな回ですわw
GW…7連休なワタクシですが…去年と同様、長野合宿です(笑)今年は宿泊隊に居り込まれる予定でしたが運良く逃れ、補給隊になれました。あと数か月…悔いの残らぬ様に老体に鞭打って(←Mジャナイヨ)サポート頑張ります!…取り敢えず、明日から修学旅行に旅立つ息子…ちょっとは休めるな(笑)

2016/04/23 (Sat) 12:55 | 行 #jxT87rSU | URL | 編集 | 返信

うわぁ~っ、夕鈴 それはダメだよぉぉぉ(泣)

こんにちは、あささん。

夕鈴の決意…。

でも それで陛下の味方が増えるとは思えない。
元の“悪しき”後宮に戻ってしまうだけ…。
そして陛下が壊れてしまう…と。

あささんが仰るところの
『唯一つ書きたいシーン』
が どういうものなのか。

ドキドキハラハラしながら次のお話をお待ちします。(A^_^;)

2016/04/23 (Sat) 13:45 | みかんママ #- | URL | 編集 | 返信

行さまへ

なんでしょうね、子どもを産んでからこの方ずっとずっと、休みなどない気がするのは多分正しいですよね。
何をしていても寝ていても、母たるものは年中無休。
仕事がどれほど忙しかろうがそれに癒しを感じる自分は色々危ないと思います。
代打がいるって幸せ。←仕事サボんな

行さまも、私も。
一分一秒をうまく使って息抜きを続けましょうね。

書けないこともストレスになります。
なーんにも書けない時はただひたすら悶えるのみですよね。
でも、書きたいと思ううちは書いていこうと思う私です。

趣味ですものね。

2016/04/23 (Sat) 22:17 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

みかんママ様へ

す、すいません。
浩大が夕鈴を襲うシーン書きたさに始まったのが「噛み痕」です。
なんていうか、ほら。
裏、みたいな?←

色々ごめんなさいぃぃぃ。

2016/04/23 (Sat) 22:19 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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