2016_01
03
(Sun)19:53

休息


あけましておめでとうございます。
皆様、どのようなお正月をお過ごしでしょうか。
私は泊りがけの来客が連続で連続で連続でお越し下さいましたので、かなり瀕死です。
寝る場所がないってつらい。

さて。
もう一月ですね。
今月中に原稿ですね。
うわー。大丈夫かな。

今夜は久しぶりにお布団で眠れそうです。
ですので、夕鈴にも休んでもらいました。
短いSSですが、もし宜しければ。





【設定 夫婦】
《休息》


本当の妃になって迎える、初めての年の瀬。
容赦なく行事を詰め込まれた夕鈴は、疲れが隠せない様子で湯殿へ向かった。

「お妃様、たまには私どもにお任せくださいませ。」

そんな彼女を気遣う侍女たち。

「ありがとうございます、よろしくお願いしますね。」

正直、髪を洗うのも面倒なほど疲れていた夕鈴は素直にその申し出を受けた。
喜々として妃の肌を磨く侍女ら。
たっぷりと香油を使って髪を洗い梳き流し、良い香りのする湯を惜しげもなく使い柔肌をきらめかせていく。

「お妃様、どうぞお寛ぎくださいませ。」
「さ、こちらに横になられて…。」

あまりの心地よさに、誘われるがまま。
夕鈴は湯殿に設えられた台に横たわった。
すぐさま全身が揉みほぐされていく。

「……。」

何か言おうと思うけれど、抗いがたい眠気に襲われ意識は沈んでいくばかり。

「よい、あとは私が。」
「ん……。」

さらり、と湯殿に相応しからぬ衣擦れが聞こえた。

「へい、か?」
「大丈夫、これは夢だよ夕鈴。」

――――そう、夢なのね。

夕鈴はうっとりと意識を漂わせる。

――――それならあと少しだけ、目を瞑っていてもいいかしら。

「今だけは、何も考えず眠ってね。」

明日も夜明け前からお仕事。
妃の私がこれだけ忙しいなら、陛下はもっとずっと忙しいはずだから。
こんなところにいて良いはずがない。

でも。

「……ったく、李順のやつ。いくらなんでも詰め込み過ぎだろう。」

柔らかな布にくるまれて、今だけは眠ろう。

「お疲れさま、お嫁さん。」

目が覚めたらきっとあなたはいないけれど。
私たちはそれぞれの場所で頑張らなきゃいけないから。
明日も貴方のそばにいるために。

「へーか、もうちょっとだけ、ここにいて?」
「……うん。」

ほんの少しだけ。
休ませてね。



«  HOME  »
  意味

C.O.M.M.E.N.T

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2016/01/03 (Sun) 19:57 | # | | 編集 | 返信

あさ様、お疲れさまです。

主婦は結局、休めないんですよね(ToT)
私も正月だっていうのに、ご飯や洗濯、掃除と結局いつもと変わらない生活で、なんだかな…っという感じですf(^_^;

今日は、いい夢をみてください。

2016/01/03 (Sun) 21:06 | なおかざ #- | URL | 編集 | 返信

ますたぬ様へ

ありがとうございます。
いやぁ、疲れましたよー。
このブログ。消さずにだらだら残しますので、今年もよろしくお願いします!
原稿マジで頑張ります。
誘ってくださった方々に申し訳なさすぎる。

2016/01/05 (Tue) 19:56 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

なおかざ様へ

ほんと、その通り。
お互いお疲れ様でした。

お正月はどこかに旅行に行っちゃうのが一番なんでしょうね。
宝くじ当たったらそうしたいです…。

2016/01/05 (Tue) 19:59 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

コメントの投稿

非公開コメント