2015_09
01
(Tue)21:10

笑い声4


リンク切れ修正に向けたご連絡、ありがとうございます。
本当の本当に、助かっております。
これで!
自分のSS読み返さずに直せるっ!!←切実
もう、灰になりそうだったんですよ…。

皆様の広くあたたかいお心に感謝申し上げます。
ありがとうございます。



そして。
リンク切れの報告をお願いしておきながら何を書いていたのでしょうかね、この管理人。
ごめんなさい、病気なんです…。

お題「笑い声」。
老師の出番です。






【設定 全ネタバレ妄想】
《笑い声4》



「眩しい、のう…。」

ちらちらと降り注ぐ、木漏れ日。
どこまでも柔らかなそれが、張元の視界に広がる。






ぽっかりと開いた、空。
まるく切り取られたそれは、四阿のそばに置かれた壺の中にいる彼に昔を思い起させる。

『よいか、正妃様の御命令じゃ。その中であの舞姫の一言一句を記憶せよ。女狐の尻尾を掴んでやるのじゃ。』

二十年近く前の自分は荒廃の一途をたどる後宮にあって、無力だった。
ただただ、陛下のお心が舞姫様から離れることを望み、事態の収拾に心を砕くのみだった。
知らなかったのだ、自分は。
人が人を恋う心は、諸刃の剣であることを。
護るべき愛しいものを喪ったその時に、何が起こるのか、を。
――――彼女、さえ。
舞姫様さえ北へ放逐されれば、すべてが元通りになると思っていた愚かな自分。

『なあ、張元…彼女は、黎翔は…私の愛しいものたちは、何処におる?』

夜ごと日ごと、問われる陛下。
哀しげだった瞳が虚ろに変わってゆかれ。
ぽっかりと開いたこの空のように果てしない穴が、陛下の御心に穿たれた。
そして。
その空に吸い込まれるように、陛下は壊れて…逝かれた。


「…もうっ、陛下!こんなところでやめて下さいっ。」
「うんわかった、すぐやめるからもうちょっと。」
「い、いますぐやめてー!」
「んー、どうしようかなー…良い匂いだなぁー…。」
「やんっ。」


しゅるしゅると、衣擦れの音。
気を利かせた風が、ざわざわと木々を揺らし。
周囲の音を消す葉擦れと視界を眩ます木洩れ日を献上する。

あの時と同じ壺の中、聞こえてくるのは。
あの時舞姫様と語らっていらしたあの方とそっくりな、声。
諸刃の剣を使いこなす、狼陛下の笑い声。

「ほほっ、お聞きですかの…陛下。」

くぐもった、静かな笑い声が。
薄暗い壺の中にほわりと沈む。



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うふっ、やっぱり壺がツボ←
んでもってお外でナニをナニして←
ごめんなさい。ちょっと寝不足で壊れ気味

2015/09/01 (Tue) 21:59 | くみ #17ClnxRY | URL | 編集 | 返信

あっ、スマホ版ありがとうございます(o^^o)

2015/09/01 (Tue) 22:11 | くみ #17ClnxRY | URL | 編集 | 返信

くみ様へ

つい、壺をですね。
一度は書かねば、と。(笑)

2015/09/02 (Wed) 06:50 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

くみ様へ

未設置でご不便をおかけいたしました。
宜しくお願いします!

2015/09/02 (Wed) 06:51 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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