2015_08
31
(Mon)21:41

笑い声3



こんばんは。
あさ、です。

勝手に設定したお題「笑い声」。
第三弾は浩大です。

私だけが楽しくてすいません!







【設定 全ネタバレ妄想】
《笑い声3》


真っ白な、湯けむり。
もうすぐここに来るだろう陛下とお妃ちゃんを迎える支度をする。

「…普通の花湯、だな。」

湯を掬い、香を嗅ぐ。
揮発性の毒なんて入れられたらたまったもんじゃない。
慎重に嗅ぎ分け、安全を確認して。
その次には、毒虫や毒蛇の類を取り除く。

「あー、気を付けろよ。」
「はい。」

こればっかりは、人海戦術。
じいちゃんの目に敵った配下と俺とでしらみつぶしに探していく。

「いたか?」
「いえ。」

さて、後は。

「三日前から監視を付けていたあの女官。動いたか?」
「はい、ようやく尻尾を出しました。」

『接客』を残すのみ。

「証拠は。」
「十分かと思われます。」
「よし、じゃあ特別室にお通ししなきゃなぁ。」

お妃ちゃんの命を狙ったかどうかは分からなくても。
怪しい輩を見逃したとあっちゃ、俺の命が危ない。

微かに聞こえる、笑い声。
お妃ちゃんが笑って、陛下が笑う。
近づいてくる。

「じゃ、撤収。」
「はい。」

湯で濡れた手を軽く振って、合図を送る。

「っ。」

ふうっと香る、花のそれは。
お妃ちゃんの、肌の匂い。

「触れなば散らん、ひとひらの…。」

ひっそりと手に残っていた花弁を摘み、唇に押し当て。

「…散らして、たまるか。」

浩大は、にっと笑う。

花守の声なき笑い声が、夜風に透けた。


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C.O.M.M.E.N.T

浩大、素敵✨格好いいです(≧∇≦)

浩大の話大好きです( 〃▽〃)

2015/08/31 (Mon) 23:23 | なおかざ #- | URL | 編集 | 返信

なおかざ様へ

ありがとうございます。
私も浩大、大好きなんです!
妄想を膨らませて楽しんでおります!

2015/09/01 (Tue) 07:41 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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