2015_06
17
(Wed)18:51

影宵 2

こんばんは。

タイムアップですので、書けたところまでUP致します。
一回も読み返してません。(笑)
何でも大丈夫な方のみお進みを!


ぎゃーっ!時間ないっ!
【設定 原作沿いネタバレ気味】
《影宵2》


「お妃様、失礼致します。」

場にそぐわぬ丁寧な言葉づかいと慇懃な物腰。
刺客には慣れているはずなのに湧き上がる恐怖に足が竦む。

「お許しを。」
「っ!」

ふわりと布が巻きつけられて、手足の自由が奪われる。

「なにこれっ!」
「お静かに。」

まるで侍女のような口調で、刺客の一人が布を手に近づいて来た。
懐から薬瓶を取り出し布に垂らす刺客。
眠らされる。
そう直感した夕鈴は、あらん限りの声を振り絞った。

「陛下、へいかーっ!!!」
「丁重にお連れするよう申し使っております。ご安心下さいませ、お妃様。」

黒い覆面の下で微笑む、刺客。
その口調にどこか引っかかるものを感じた。

「あなた、以前どこかで……?」
「詮索はなさらないで下さいませ。」

甘い香りの布で鼻と口を塞がれて。
意思に反して意識が遠のく。

「お妃ちゃんっ!!」

真っ暗な闇に落ちる寸前に聞こえた浩大の声を聞きながら、夕鈴は意識を手離した。







「お妃ちゃんっ!!」

やっと追いつた。
その手を離せ。

迫る宵闇に溶け込むように退いていく影。
真っ黒に包み込まれたお妃ちゃんを両手で抱えた刺客を守るようにして、影たちが消えていく。

「用が済めばすぐにお返し申し上げます。騒がぬ方が御身のためかと。」

女の声。
丁寧な言葉遣いと優雅な物腰には一点の隙もなかった。
動けねえ。
こいつら、ヤバい。

「今宵一晩限りのこと。あの恐ろしい狼陛下にもそうお伝えくださいませ。」
「待てっ!」

ふわりと辞儀をしたその女を追う事が、できなかった。
無茶をすれば、きっと。
あいつらはなんの躊躇いなくお妃ちゃんを殺る。
それが分かったから。

風がざわつく。
湿った風が運んで来るのは、狼の気配。

「陛下。」
「夕鈴はっ!」

ぴたりと膝を付いた浩大。
黎翔を見上げるその顔は、蒼白で。

「夕鈴は、どこだ。」
「連れて行かれた。」

何の言い訳もしない道具を、燃える様な紅眼が睨む。

「―――『騒ぎ立てるな、明日には帰す。』って。そんじょそこらの客じゃなかった。」
「それで、みすみす夕鈴を渡したのか?」

夜の闇が浩大に迫る。
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C.O.M.M.E.N.T

いーーーーーやーーーーー!!
Σ( ̄ロ ̄lll)
浩大!いくらヤバそうな相手だからって「今宵一晩」と言ってる時点で夕鈴の身が危ないってことじゃない!←ナニヲカンガエタ⁉
夕鈴を浚うよう指示した黒幕は夕鈴をどうするつもりなんだーーー!←ダカラ,ナニカンガエテル⁉
陛下!早く夕鈴を助けに行ってーーーーー!
∪ノシ´>ω<∪ノシ

2015/06/17 (Wed) 19:19 | 桃月 #- | URL | 編集 | 返信

桃月さまへ

本当に、何をするつもりなんでしょうね。
色々危ないんですよ、脳内が。
軌道修正に余念がありません!
頑張ります。(笑)

2015/06/18 (Thu) 20:17 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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