2015_04
14
(Tue)22:31

無音3

保護者会ラッシュが終わりました。
大変ですが楽しかったです。
年度初めの委員・係決めもスムーズに進み、よかったよかった。

もうこんな時間。
今日は主人がお仕事飲み会なので、きっとお腹を空かせて帰ってきます。
一時半までには帰って来てくれないかな。
でないと、私の身体がもちませんよ。
五時半に起きなきゃお弁当間に合わないんです。
早くこの生活に慣れろ、私。
頑張ります。


この先は、本誌ネタバレ、少しだけ未来。
夕鈴が痛い目に遭い耳が聞こえなくなるうえ、陛下の過去捏造です。

もし宜しければ。
【設定 本誌ネタバレ 少しだけ未来 夕鈴が痛いです 陛下の過去捏造】
《無音3》





「夕鈴?」
「あ……、」

僕の問いかけに全く答えなかった夕鈴が、自分の発した声に驚く。

聴こえて、いないのか?

喉を抑えていた夕鈴の手が震えて、落ち着きを取り戻し始めていた顔から表情が抜け落ちる。
髪に挿した生花が落ちるほどぐらりと揺れる、夕鈴。
喉を抑えていた手が口元を抑え吐き気を堪えているのが分かった。

「夕鈴っ!!」

ふっ、と。
影が過る様に、夕鈴の意識が落ちる。
どこかで見た事のある光景。
記憶の奥底にしまい込んだそれが腸の奥から這い出す。

『妓女にも劣る舞姫の分際で、いつまで此処にいらっしゃるおつもり?』
『下賤な身が妃の衣装を纏うだなんて、おこがましいにも程がありましてよ?』
『さ、舞って?陛下を誑かした色香を、見せて下さいな。』

あれは、北にやられる少し前。
正妃主催の茶会に招かれた母が、倒れた日。
日に透けるほど痩せ細った母に浴びせられた侮蔑の言葉が、最後の気力を奪い取り。
麗らかな春の陽射しを浴びながら、母は崩れ落ちた。
倒れた母に過る黒い影。
あまりにも不吉なその色を振り払うように母に縋り付いた、僕。

『まあ、大変。こんな所で寝てしまうなんて、仕方のない方ね。』
『夜毎陛下の寵愛を賜っておいでですもの。このまま休ませて差し上げるのが親切と言うものですわね。』

毒花達がくすくすと笑いながら母に布をかけ。
何事もなかったかのように、去っていく。

お願い、侍医を。
誰か、助けて。

僕の叫びは彼女らの声にかき消されて、誰も、来なくて。
私は、走った。
後宮において唯一母の味方だった、張元の部屋へ。


その少し後。

ごめんね、黎翔。

そう言って。
母は父に退宮を願い出た。

奥歯を噛み締め、母を抱く父。
自分勝手な父が初めて見せた、母への労わりは。
母と僕を手離すことだった。


あの日と同じ影が、夕鈴を覆う。
母を苦しめ追い詰め死に至らしめたあの影が、僕の全てを奪いに来る。

……させない。
それだけは、させない。
絶対に。

「待ってて、夕鈴。」

すぐに、助ける。
今すぐ。
君を覆うこの影をはらうから。
ここから君を逃がすのではない。
ここで、僕たちが幸せを重ねるために。

ここが、君と僕の居場所だから。
無音4   
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C.O.M.M.E.N.T

そーだー!行けー、陛下ーーー!!
夕鈴を傷つけようとするやつらなんか
ギッタンギッタンのケチョンケチョンにしてしまえー!
∪ノシ`>ω<∪ノシ←
一日に二回の更新お疲れ様です。
∪//ノωノ∪ ヨメテウレシイ///←

2015/04/14 (Tue) 23:41 | 桃月 #- | URL | 編集 | 返信

毎日お疲れ様です。
無理だけはしちゃいけないよ~お化け人参が追っかけて来るから←コラッ
この展開気になるよ~。
こう言う話は好きな方なのでどうなるかドキドキしてます。

2015/04/15 (Wed) 00:41 | 宇佐美 #- | URL | 編集 | 返信

桃月さまへ

本当、一日に二回更新してました。
凄いな私!偉いぞ!←
今後の展開は、陛下の動き次第です。
頑張れ陛下!←書けよ私

2015/04/16 (Thu) 17:21 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

宇佐美さまへ

お化け人参♪
夜中に踊り出しますから、お気をつけて!
今後の展開。
陛下がですね。
どう出るか。
とりあえず、刺客を苛めに走りそうでどうしましょう。

2015/04/16 (Thu) 17:23 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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