2015_02
15
(Sun)22:57

呼応

原稿、おわったーーーーーー!!!!( ;∀;)
多分。←
明日もう一度読み返して入稿しますよ!

李順さん本「相愛の珠」が予定枚数より減ってしまいました。ごめんなさい。
ぎゅぎゅっと詰めたら減りました。
でも書下ろしはちょびっとだけ書けました。

「初夜」「華燭」「護花」「春の庭」「相愛の珠」。
何度も読み返しましたが、きっと誤字脱字やらなにやらのミスがあります。(断言)
お願いします、目を瞑って下さい(ノД`)・゜・。
雑な性格なりの精一杯です(ノД`)・゜・。

自分の原稿を読み過ぎて魂が抜けてしまいました。
ですので、魂が抜けた様なSSです。

もうなんでもいいよ、な広いお心でお進み下さいませ。
自分の原稿を読む作業ってどうしてこんなに疲れるんだろう。
きっと面白くないからだ。←疲れてる

(ノД`)・゜・。
【設定 バイト終了後】
《呼応》


「夕鈴。」

確かにそう呼ばれた気がして顔を上げた。

「……陛下?」

章安区・汀家。
勝手口を出てすぐにある井戸で水を汲んでいた夕鈴は、暫し立ち尽くした。

「気のせい、よね。」

自嘲気味に呟いて、水を桶に移す。
早朝。
朝一番に汲み上げる水は、冷たい。
それが夕鈴を現実に引き戻してくれた。

「さ、今日も忙しいわよ、汀夕鈴。」

ぱんっ、と頬を叩いて気合を入れる。

ほら、しっかりしなさい、私。
陛下がここにいる訳なんてないし、私を呼ぶことなんてない。
二度とないんだから。

「今日の特売は、何かしら。」

うん、そう。その調子。
私らしく堅実に暮らして、どこにいても陛下の味方でいよう。

ほら、泣かないの。
さっさと顔を洗いなさい。
仮にも妃だったんだから。みっともない顔してちゃダメ。

バシャバシャと盛大に顔を洗った夕鈴の背に、朝日が射して。
不意に温もりを増した空気が辺りを包む。

「夕鈴。」

今度こそ本当に、聞こえた。

―――――ああ、やっぱり。

「陛下。」

間違いない、呼んでる。
きっと何かあったんだ、陛下に。
呼んでる、私を。

「行かなきゃ。」




前夜。
王宮。

「夕餉の支度が整いましてございます。」

そう告げたのは、見慣れぬ女官。
それを気にする風でもなく、黎翔は卓に座った。
運ばれてくる食事にはどれも毒見の跡があるが、そんなものはいくらでも細工がきく。

口にしてみて毒の味がしたら、すぐさま捕えよう。
多少の毒には耐性がある。

過信した黎翔は目の前の皿に箸をつけ、口に運び。

「……っ!」

一言も発する間もなく、倒れた。

すぐに解毒が施され、密かに厳戒態勢が敷かれる。
玉のような汗を額に浮かべ、苦悶の表情を浮かべる黎翔。
解毒にあたっている医師が首を傾げるほど珍しい毒だった。

「……」
「陛下?!」

明け方になって微かに動いた黎翔の唇。
その動きを読み取ろうと李順が目を凝らす。

「…」

微細な動き。読み取れない。
だが、ふっ、と。
黎翔の表情が穏やかになった。

射し込む朝日が黎翔を照らす。
温めるように。
熱を分け与えるように。

「浩大、そこにいますか。」
「いるよ。」

もうそれだけで十分だと言わんばかりに消える、浩大の気配。
再び昏睡に陥った黎翔の脈をとりながら、李順は覚悟を決めた。

正妃教育の厳しさは今までの比ではありませんよ、夕鈴殿。
ですから。

「ですから……生きて下さい、陛下。」

解毒の手は尽くした。
後は陛下の気力次第。
頼みますよ、浩大。




「陛下。」

目の前の光景が信じられなかった。

「うそ、でしょう?」

生気なく横たわる狼陛下。
息をしているのかどうかさえ分からない。

「起きて、下さい……陛下。」

こんなの、いや。
想いを残したまま別れて、毎日が苦しくて哀しくて。
自分を誤魔化し続けて。
本当は、待ってた。
いつか会える日を、信じていた。

浩大に背を押され、陛下のそばに行く。
黙ったままの李順さんが立ち上がって部屋を出て行く。

「俺、上にいるから。」

そう言って浩大が天井に消える。
二人きりになる。

「陛下、陛下……へいか。」

もう、限界だった。

「起きて、陛下、起きてっ!」

私を置いていかないで。
お願い、眼を開けて。

ボロボロ零れる涙が寝台に染みを作る。
止まらないそれが陛下の頬に落ちる。

浅い呼吸が繰り返されて、慌てて手を握る。
冷たい手。
不意に母さんがいってしまった時を思い出した。

悲しくて悲しくて、辛くて。
悔しかった。

あの時私はまだ子どもで、何もできなかった。

泣いている場合じゃない。
今できる事をしなきゃ。

あとはもう夢中。
たぶん、陛下を温めなきゃって焦ってたんだと思う。
気付いたら寝台の中で陛下を抱き締めていた。
まだ幼かった青慎によくそうしてあげていたように。

とくん、と微かに伝わる陛下の鼓動。
弱々しかったそれが少しずつ力強くなっていくのが分かる。

神様。
私の全部を差し上げますから、陛下を助けて。
お願い。他には何もいらない。
陛下を、助けて。

どれほどそうしていただろう。

「夕鈴。」
「へい、か。」

ようやく目を開けてくれた貴方。
安堵したようなその瞳が、ふっと笑って。

「お呼びになりました、よね。」

微笑み返した私に、陛下はゆっくりと頷いてくれた。

「うん、呼んだ。何度も。」
「はい、呼ばれました。」

どちらからともなく、唇が重なる。
陛下に私が呼応して、私に陛下が呼応する。

離れようだなんて、無理。

「もう二度と、毒なんて食べちゃダメですからね。」
「うん、夕鈴のご飯しか食べない。」

抱き合って、触れ合って。
いつも一緒に、ふたりで。
離れていても、私たちは呼び合うのだから。

「一緒に、いてくれる?」
「はい、いつまでも。」

二人で、いよう。
いつまでも、ずっと。
微笑み合いながら。

二人なら、笑い合えるから。

C.O.M.M.E.N.T

。゚(PД`q*)゚。

清らかだー。゚(PД`q*)゚。
陛下が夕鈴が清らかで、愛しい。
やっとあさ様禁断症から抜け出せた。
ありがたやありがたや(-∧-)合掌・・・

2015/02/16 (Mon) 05:53 | 羽梨 #- | URL | 編集 | 返信

羽梨さまへ

入稿を終えて真っ白だよ!
空っぽだよ!
早く本誌っ。
ほんしぃぃぃぃ←
僧侶のような気持でSS書いています←うそつけ

2015/02/17 (Tue) 09:26 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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