2000_03
11
(Sat)13:39

驚嘆・裏

《驚嘆・裏》


「ちょっと、陛下!!!まだ昼間ですよ?!・・・・っ!なにを!!」

じりじりと長椅子の端に追い詰められながら、兎は必死に牙を剥く。


正妃の長椅子。

それは、がっしりとした素材の木組みと、壮麗な彫り物の上に、女性らしい柔らかな彩色が施された立派な設え。

その木組みの上に、ふかふかで艶やかな色味の絹織りの敷物がしかれ、庶民の寝台よりも広いのではないかと思うほどに立派なのだ。


その長椅子の上で、夕鈴は黎翔に追い詰められていた。



「________さて。どこから驚かせてもらおうか・・・・。」

黎翔の指が、夕鈴の頬をなぞり、そのまま顎から首筋へと、指先が侵入する。

「・・・・っ!へ、へいかっ!今は昼・・・・!」

夕鈴は慌てて叫ぶも、時すでに遅く。

兎が本気で牙を剥く一瞬前に、夕鈴の袷は両手でつかまれ・・・ぐいっと、開かれた。



真昼の白光を拡散させながら反射する、夕鈴の肌。

急に晒された素肌が、冷たい空気に反応して少し粟立ち。

肩をすくめた拍子に、衣が少し下にずれて・・・・真っ白なふくらみの先端が、少しだけ覗いた。

「・・・・ああ・・・・本当に、きれいで驚くな・・・」

陶然と妻を見つめる黎翔は、いつの間にか夕鈴の両手首を拘束していた。

「っ!陛下、見ないで!!!」

「・・・どうして?こんなにきれいなのに。」

「いやっ!恥ずかしい!!」

「君だって、異国の女性の姿に見惚れたんだろう?・・・僕だって、きれいな物に見惚れてもいいだろう・・・?」


しっとりとした黎翔の紅い瞳は、夕鈴の首筋から耳朶、鎖骨からその下までを、ゆっくりと何度も堪能する。

・・・徐々に朱に染まりゆく、その艶やかさを味わいながら。


「・・・ぁっ・・・」

黎翔の視線に犯され続ける夕鈴から、思わずこぼれる愉悦の声。

黎翔は誘われるように胸のふくらみに顔を近づけ。

拘束した両手はそのままに、顔を胸に埋めたまま・・胸の先端を、舌で探り当て、何度も、何度も、転がし始めた。

「あ、あぁっ!・・・ん、はっ、あ!・・・んぁっ!!・・・あっ!」

執拗に続く、狼の食事。

まだ胸しか触られていないのに、痙攣が夕鈴を襲う。

今は、まだ、昼。

普段なら闇が隠してくれるのに、全てが照らされてしまう。

掛け布すらない長椅子の上、夕鈴の身体は徐々に露わにされていく。

焦らすように、ゆっくりと。

惜しむように、少しずつ。

両手を一纏めに頭上で拘束され、逃げ場のない夕鈴の理性が、徐々に消失していく。


自分の腿を這い上がる、夫の掌。

触れられる前から滴る、花。

後ろにまで伝うほど溢れかえっているそれを、愛しい夫が妖しく笑みながら、舐め上げる。

「い、やぁぁぁぁっ!!見ない、見ないでぇ!!おねがい!!」

必死に抗うが、腿を押さえ込まれ、どうにもならず。

「・・・・どうして?・・・僕も、きれいなものはゆっくりと見たいよ・・・?」

今度は指を出し入れしつつ、ぴちゃぴちゃと水音を響かせながら、黎翔は夕鈴の顔を覗き込む。

「・・・あ、ひぃっ!・・・あ、あ、あ、・・・そ、そこは・・・!!み、みないで・・・っ!」

快感に襲われ、目を見開き、口端から寒露を伝わせ、それでも抗う兎。

「・・・・とっても、きれいだ・・・」

黎翔は満足げに微笑むと_____一気に自分を奥まで押し込んだ。

「___________っ!!!あぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

突然の強い衝撃に、夕鈴の理性は焼き尽くされ。

今は昼で、回廊には侍女が控えていることも。

きっと、もうすぐ李順が迎えに来ることも。

どこかで隠密が自分達を護衛していることも。

全てを忘れ、意識が朦朧となるまで、責められ続けることとなったのだった。
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C.O.M.M.E.N.T

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