2015_01
16
(Fri)22:35

安らぎの時間

こんばんは。
カレンダーを見ると胃が痛くなる、あさです。
もうすぐ受験だ本番だ。
マイペースな長女の分の胃痛まで、私が引き受けております。
でも、病院に行くほどの胃痛ではありません。
ただのストレスです。
ご飯食べても沁みないし、お茶だって飲める!
病院に行くほど痛い人は、お薬飲み忘れちゃいけません!

あ。話がそれました。

皆様。
「春の羽根」へのご訪問、ありがとうございます。
サンプルはあれで全てです。
そして。中身はまだ未完成です。(こら)
従いまして、私「あさ」の本に関しては、ページ数が増える場合もあります。
減ることはないでしょう。(天気予報みたいだな)
お値段は変わりませんのでご安心下さい!

受験が終わったら、原稿に集中します。
読み返せば返すほど出てくる誤字脱字修正箇所。
ぎりぎりまで粘るつもりですが、如何せん私です。
完璧という事はあり得ません。
今からお願いするのもなんですが。
皆様。
お願いですから誤字脱字その他についてのツッコミは勘弁して下さい(笑)
全力で頑張りますから!受験終わったら!


未来夫婦でほんわりしたのが書きたくなって、書いてみました。
10分で書いたというこの雑さ。
もし宜しければ!
【設定 未来夫婦】
《安らぎの時間》


「少しだけ、いい?」

陛下と本当の夫婦になって少し過ぎたころ。
きまり悪そうに頬を染めて、陛下はそう言う事が多くなった。
寂しがりの陛下が、私に甘えてくれる合図。
陛下が『陛下』じゃなくて、私の旦那様に戻る瞬間。
私の大好きな時。

「ずーっと、いいですよ?」

長椅子に座って背あてをずらし。
陛下が寛げるように態勢を整える。

「さ、どうぞ。」
「…うん、ありがと。」

はにかんだような顔で私の膝を枕にする陛下。
ころん、と無防備に預けてくれる陛下の重みが心地よくて、いつもため息が出る。

「はー・・・安心する。」
「ほんと…ほっとします。」

ぷしゅー、っと。
肩から力が抜けていく。
ゆっくりと上下する陛下の胸を見ているうちに、二人の呼吸が重なっていく。
揺蕩う、二人だけの時間。

ねえ、陛下。
今は寂しくないですか?

「夕鈴は、今日何してたの?」
「えっと、政務室に伺った後、紅珠とお茶をして。」

柔らかい表情で私を見上げる陛下に、心臓が跳ねる。
そんな顔、ずるい。

「どうしたの夕鈴、顔が真っ赤だよ。」
「もうっ、陛下のせいです!」

くすっと笑う陛下の手が私の頬に触れる。
大きくて硬い掌。
温かくて、

「…だいすき。」
「っ。」

ぽろりと言葉が落ちた。




夕鈴と本当の夫婦になって、しばらく経つ。
最初の頃は、朝目覚めたら君がいなくなっているんじゃないかと、毎晩怯えて。
情けないくらい不安で、一晩中君の寝顔を見つめていた。
最近になってようやく、君がここに居ることが日常に思えてきたんだ。
だから。

「少しだけ、いい?」

君に嫌われない様に、ちょっとずつ。
父が母にせがんでいたことを、少しずつ。
お願いしてみても、いいかな。

「さ、どうぞ。」
「…うん、ありがと。」

照れくさいけど、嬉しいんだ。
実はずっとやってみたかった。

「はー・・・安心する。」
「ほんと…ほっとします。」

君の膝にそうっと頭を乗せ、体重を預ける。
じんわりと伝わる君の体温と呼吸。
安心する香りに包まれて、肩から力が抜ける。

とくん、と伝わる夕鈴の鼓動。
その心地よい命の音を感じているうちに、二人のそれが重なる。
初めて知る、穏やかな時間。

ねえ、夕鈴。
後悔、してない?

「夕鈴は、今日は何してたの?」
「えっと、政務室に伺った後、紅珠とお茶をして。」

ごめんね。
言えない気持ちを隠して、君を見上げる。
少し首を傾げて僕を見下ろした夕鈴の頬が朱に染まる。
ああ、本当に可愛いな。

「どうしたの夕鈴、顔が真っ赤だよ。」
「もうっ、陛下のせいです!」

思わず手を伸ばして夕鈴の頬に触れる。
桃の様な滑らかさと愛しいその温もりに、安堵する。

「…だいすき。」
「っ。」

ぽろりと言葉が降ってきて。
かあっと自分の頬が熱くなるのが分かった。

参ったな。

「陛下?」
「…ちょっと待ってゆうりん。」

幸せな、ひと時。
過去を乗り越え手に入れた、この安らぎを。
守ろう。
二人で。

共に眠りにつく、その日まで。

C.O.M.M.E.N.T

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック