2015_01
05
(Mon)18:21

望春4

こんばんは。
あさ、です。

昨夜完徹しまして。
今日一日の記憶がぶっ飛んでおります。
昔っから徹夜すると翌日の記憶がなくなるんですよ。
でも気分はすっきり。

すっきりついでに続きを書いてみました。
甘くありません。
ごめんなさい。
【ネタバレ妄想SS】
《望春4》




黎翔の場にそぐわぬ穏やかな微笑は周囲を凍り付かせ。
唯一人それに応える様に笑んだ夕鈴に、黎翔の手が伸ばされた。
ふわり、と浮き上がる小さな体。
それを守る様に懐に抱いた黎翔は、方淵らに氷刃の様な一瞥をくれ。
水打ったような静けさに包まれた妓館の門前につけられた馬車に乗り込んだ。
「さ、行こうか夕鈴。」
「あの、陛下…どこへ?」
問いには答えず笑みを深める黎翔の表情は、どこか清々しく。
迷いのない紅のそれが薄茶の瞳を覗き込む。
吸い込まれるような、紅。
命の源の色を湛えたそれが、温かな光を湛えて夕鈴を満たし。
言葉を奪う。
「…」
もう見つめることしかできなくなった夕鈴の肩に、ふわりと外套が掛けられた。
「寒くない?」
「あ。」
吐息が白くなるほどの夜気。
いかに馬車の中とはいえ、妓女姿の夕鈴には酷。
緊張が解け外気を認識した途端、夕鈴はぶるりと身震いした。
「震えているな。もっとこちらへ。」
「っ、はい。」
すっぽりと被せられた外套のなかで黎翔に抱かれて。
ゆらゆら揺れる馬車の中、夕鈴は安堵と不安に包まれていた。

これから、どうなるんだろう。
経倬殿は、韋良は。
蘭瑶様は、そして。
――――晏流公は。
『夕花!』
蘇る、幼さの残る明るい声。
兄を慕う曇りない笑顔。
透き通った瞳。

ぎゅっと衣装を握りしめる夕鈴の指先にそっと重ねられる、黎翔の手。
「…大丈夫だ。君が心配するようなことは何もない。」
「っ!」
驚いて見上げると、そこにあったのは以前と同じ狼陛下の顔。
これ以上は踏み込むなと言いたげな、穏やかな笑顔。
違う。
こんな事を繰り返す為に私はここに来たんじゃない。
「――――――陛下。」
自分を包んでいた外套を脱ぎ捨て、夕鈴は黎翔の膝に手を乗せた。

私は。
伝えるために、ここに来た。

「晏流公は陛下を心からお慕いしてらっしゃいます。弟は可愛いものなんですよ?陛下。」
「夕鈴、弟に会ったの?」
「はい。色々『勉強』したんです。」
貴方が私に見せようとしなかった世界は、ほんの少し覗いただけでもとても怖くて悲しかったけれど。
守られるだけじゃ、貴方に近づけないから。
「陛下、私…貴方が好きです。」
まるくなった陛下の眼、瑛風様に似てる。
やっぱり兄弟なのね。
こんな時にそんな事を考える自分に呆れていたら。
ガタン、と馬車が停まって。
「…夕鈴、ずるいよ。」
「え?」
「僕も君に話があるんだ。」
有無を言わさず再び外套に包まれた私は、陛下の腕の中。
どこかに運ばれる。
「え、あの、陛下、ここって、」
「ん?」
「後、宮?!」
「王が后に愛を語るのにこれ以上相応しい場所があるのか?」
「あ、い?きさき?」
ちょっと待って、これって。
「…バイトの再雇用?」
「ゆーりん…それ、本気で言ってるの?」
首を傾げた私の視界がくるりと回って。
ぽすんと柔らかな寝台の感触が背に伝い。
見覚えのある天蓋が目に入る。
「あ、ここ。」
私の部屋。
「やっぱり、再雇用?」
「違うよ、夕鈴。」
ぎしっと軋む音がして。
陛下の身体がのしかかる。
「え、ちょ、陛下?!」
「言ったでしょ、話があるんだ。」
「は、話をするならここじゃなくても!」
「僕としてはそれでもいいんだけど、やっぱり初めてはきちんと寝台での方がいいかな、って。」
「は?」
なんのお話かしら。
初めての、話?
「最初に言っておくけど。」
「なんですか?」
「君が悪いんだからね?夕鈴。」
「はあ?!なんの―――っ!んっ!」
「逃がさないから、覚悟して…愛してる。」

長く望み続けた僕の春。
君と過ごす初めての夜は、きっと。
温かいに決まっている。

長くて短い初めての夜。
話をしよう、夕鈴。
僕たちの今までと、これからを。
共に。
ずっと、ふたりで。




☆初夜まで行きませんでした…<(_ _)> 皆様、続きお読みになりたいですか?完全R18になりますが(笑)

C.O.M.M.E.N.T

明けましておめでとうございます(*^^*)
も、もちろん初夜希望しますとも!!!
続きお待ちしております(;´д`)ハァハァ笑
新年からすいません...笑
今年も素敵なお話をお待ちしております...♪

2015/01/05 (Mon) 18:56 | らぁ #- | URL | 編集 | 返信

はい、はい!!読みたいです、読みたいに決まっております。が、
あさ様がきちんとおやすみになって
元気になられてからに。
それまでおとなしーく?待っております。
睡眠不足はダメですよー。

2015/01/05 (Mon) 19:04 | くみ #17ClnxRY | URL | 編集 | 返信

もちろん!

は~イ!初夜希望します(ノ^^)ノ娘も復活して、家族の誰も移りませんでした(^^)とりあえず、一波越えました。やっぱり、こちらは私のオアシスです(^-^)初夜お待ちしておりますm(_ _)m

2015/01/05 (Mon) 19:06 | 行 #jxT87rSU | URL | 編集 | 返信

はーいはいはい!読みたいです*\(^o^)/*
と、あけましておめでとうございます。
久しぶりにあささんのお話が読めて嬉しいです。寝不足はあまりよくないですから無理はほどほどになさってくださいね。
今年もよろしくお願いします。

2015/01/05 (Mon) 19:44 | まるねこ #- | URL | 編集 | 返信

読ーみーたーいーでーすーーー♪
∪ノシ>ω<∪ノシ ショヤショヤ←
あ。
明けましておめでとうございます(*^^*)
今年もよろしくお願いします♪

2015/01/05 (Mon) 21:12 | 桃月 #- | URL | 編集 | 返信

続き!

あけましておめでとうございます。
続き…楽しみにしています。R18だろうがR21だろうが…。むしろR30でもwww
本誌初めて買いました。読み返してはニヨニヨしてますw妄想が止まりません〜((((;゚Д゚)))))))

らぁ様へ

今年もよろしくお願い申し上げます。
初夜ご希望ありがとうございます。
書きあがりましたので、夕刻にUP致しますね。
ご満足いただけるシロモノではないかもしれませんが<(_ _)>

2015/01/06 (Tue) 13:20 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

くみ様へ

ご希望有難うございます。
かなり復調いたしましたので、初夜書いてみました。
何度目の初夜でしょう(笑)
夕方のUPになります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2015/01/06 (Tue) 13:21 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

行さまへ

よかった、うつらなかったんですね!
インフルを乗り越えた今、胃腸風邪さえ回避できれば無事に春を迎えられるというものです。
お互い頑張りましょう。
初夜、夕刻のUPになります。
17時です。
どうぞ宜しくお願い致します。

2015/01/06 (Tue) 13:22 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

まるねこ様へ

こちらでも、こんにちは。
今年もよろしくお願い申し上げます。
無理のない初夜を書いてみました←どんなだ
17時のアップになりますので、もし宜しければ♪

2015/01/06 (Tue) 13:23 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

カリカリカリクソン様へ

あけましておめでとうございます。
初めまして、でしょうか。
「あさ」と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
R30とまではいきませんが、R18を書いてみました。
本日17時のUPになりますので、もし宜しければお楽しみくださいませ。
本誌デビューおめでとうございます。
悶えますよね!

2015/01/06 (Tue) 13:26 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

桃月さまへ

初夜のご要望ありがとうございます。
もはや何度目の初夜になるのやら分からぬ「この世の春」です(笑)
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
あ、初夜。
17時のUPになります。
もし宜しければ!

2015/01/06 (Tue) 13:28 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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