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2014_11
26
(Wed)21:43

香油

今日は香油作ってました。
精油と植物油でボディオイルを少々。
楽しかったですよ。
アプリコットなんとかと、アルガンオイル。
それにベンゾインとローマンカモミール。
贅沢なもんだなあ、と感心しつつ。
気分は老師でした(笑)

スマホ書きの半端SSですが、
もし宜しければ。
《香油》

「よいか、この品は遠い砂漠の国から取り寄せた、それは貴重な貴重な香油じゃ。」
「そ、そんなもったいない香油、私には」
選り抜きの女官を引き連れた張元が現れたのは、夕鈴の居室。
「何を言うか、お妃っ!」
気合の籠った張元の声が反響する。
「もうすぐ成婚式と言うにっ!少しは磨かせて下されっ!」
「うっ・・・だ、だって、いつも侍女さん達が」
助けを求める様にお付きの侍女に目線を泳がせる夕鈴。
だが、頼みの綱の彼女たちは老師の側に歩み寄り。
「お世話し足りません・・・お妃様。」
にこりと笑う。
深々と頷く張元。
「さ、観念しなされ。」
「あ、や、」
後宮管理人の許可を得た侍女たちが、我が意を得たりとにじり寄る。


「なんだ、浩大。」
夜。
政務を終え足早に後宮へ向かう黎翔を、隠密が呼び止める。
「あのさ、今お妃ちゃん湯殿らしいよ。」
ぴたりと止まる黎翔の足。
微かに笑った浩大は、素知らぬふりで続ける。
「なんかじいちゃんが張り切っちゃってさ。侍女さん達に磨き上げられて」
「…見たのか。」
がくんと下がる気温。
重量を増す空気。
危険を悟った浩大は、ひらりと身をかわし逃げ出した。


湯殿、か。
磨き上げられているのか。

徐々に近づく湯の香り。
甘い酸味のある果実の香。
楽しげな笑い声。
湯の跳ねる音。
否応なく妄想が掻き立てられる。

あの玉の肌がさらに磨かれれば。
どれほどの艶を生む?
その輝きを最初に目にするのは、やはり。
「夫である僕、だよね?」

もう少しで、湯殿。
跪く女官達は知らない。
狼陛下の頬がどれほど緩んでいるか。
そして夕鈴もまた知らない。
身に纏う香油の秘めたる効能。
「下がれ…」
低くて甘い夫の声が企むもの。
その先にある長い夜を。

C.O.M.M.E.N.T

No title

陛下ってば、どんなに妬いても浩大は陛下より全てを見ているでしょう。
でも、浩大はどんな状態でも我慢が出来る素敵なお兄さん何だから、褒めて上げて欲しいです。
李順さんに言わせれば、小娘でしょうけどね。
陛下がどんなに飾りたくても、老師が頑張っても、李順さんと、夕鈴の節約には勝てないでしょう。
攻防見たいです。

2014/11/28 (Fri) 21:40 | 狛キチ #- | URL | 編集 | 返信

狛キチ様へ

浩大優秀ですよね?
懐の広いお兄ちゃんな浩大。
陛下も見習おう!(笑)
節約組との攻防。
面白そうですね!

2014/11/28 (Fri) 22:44 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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