2014_10
27
(Mon)20:00

リサイクル【LaLa12月号ネタバレ妄想SS】

陛下は強くて優しい人ですっ!(心の叫び)
と言う訳で、陛下目線の本誌ネタバレSSです。

想いを残したまま手離すことは、心から血を流す事を厭わず独りで耐える覚悟のある人にしかできません。
陛下は強いんだ、と再認識した今月の本誌です。

色々思い悩みますが、私はこんな風に本誌を読んでおります。
二次ですもの。
それぞれの思う通りに書けばいいですよね。

私が読んで楽しいように書いております。



ネタバレ注意です。
【設定 本誌ネタバレ→妄想】
《リサイクル》


手を離せてよかった。
そう思う。
望めばすぐに彼女は手に入る。
今この時にも、すぐに。

短期契約のバイトだった夕鈴。
その彼女を引き止めすぎる程に愛おしかった、幸せな偽りの日々。
『欲しい』と一言いえば済む話だった。
国王が一庶民を側妃にしようが誰も責めはしない。
夕鈴は王に見初められた幸せな娘だと言われ、逃げられぬ檻に囲われ。
今まで通り刺客や讒言に晒される日々を送るだけだ。
母がそうだったように。

手に入れるのは、簡単。
私は何も考えず彼女を抱き、その柔肌を我がものとし、癒され。
優しい彼女がくれる温かな笑顔を見つめて日を過ごすことができる。
夕鈴の幸せを望みさえしなければ。


手を離せてよかった。
例えあの笑顔が他の誰かのものになろうとも。
彼女が不幸になるのだけは、許せない。
絶対に。
彼女を傷つけるものを許す気など毛頭ない。
例えそれが自分であろうとも。

「替えの筆をお持ちしました。」
「ああ。」

机上に散った墨を拭いながら李順が言う。

「陛下・・・夕鈴殿のことですが。」
「・・・っ」

ミシッ

今度の筆軸は頑丈だな。
太い。

「本当に、宜しいのですか?」
「ああ。」

ギシッ

よく撓るな、この筆は。

「――――――では、例えば彼女が私と」

バキッ

「「・・・・・」」

死にたいか、李順。

「具合が悪かった。」
「替えをお持ちいたします。」

傷口に塩を塗りたくる側近と。
必死に自制する国王の、長い夜。



秋の夜長の犠牲となった筆は、今は無事修繕され側近の部屋にある。

「夕鈴、ほら動いちゃダメだよ。」
「っ、陛下が・・・み、耳を舐めるからっ!」

膝上に正妃を乗せたご機嫌な国王。

「・・・陛下、筆の進みが遅いです。正妃様にはお下がり願」
「今やるすぐやるちょっと待て。」
「頑張って下さいね、陛下。」
「うんっ!」

国王の手の中には、愛用の筆。
きっとこの先もずっと、古びても。
同じ筆。

C.O.M.M.E.N.T

陛下ったらいくつ筆を壊すんですか(笑)
私も陛下はとても強いと思います。本当に孤独で、それに一人で耐える覚悟を持ってるんだと。
今回本誌を読んで、陛下はほんとに夕鈴を好き…なんてものじゃなく愛してるんだろうなと思いました。
李順の感情も少し動いて見えるから、夕鈴を認める方向に行きそうですけど。まだまだ先は長いのかなぁ。
方淵もいい味出してるし、今回はかなり見応えがありましたね(^^)

2014/10/27 (Mon) 21:48 | まるねこ #- | URL | 編集 | 返信

まるねこ様へ

あまり筆を折らないで頂きたいですよね、高いにきまってるし!(笑)
本誌。
凄すぎて来月まで待てません。
妄想して乗り切るにも、まだ10月。
うう、辛い。

2014/10/28 (Tue) 17:59 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック