2014_10
18
(Sat)19:37

花の色は1

こんばんは。
あさ、です。

やっと、書きに来られました。←

一日中動き回っていたので疲れまして。
その反動で書いた一発書きSSです。
誤字脱字、主語述語その他、後ほど直しに参ります。(酷いな私)

相変わらずの見切り発車です。
この先どう転ぶかは、陛下次第←考えろ

バイト終了後辺りからの妄想です。
もし宜しければ!
【設定 臨時花嫁】
《花の色は》


「・・・夕鈴、きちゃった。」
「陛、下。」

王宮バイトの終了から、三月。
私の前に現れた陛下は見違えるほど痩せ細っていて。

「君がいないと、笑えないんだ。」
「・・・・陛下。」

痛いほどの力で私を抱き締めた。

「お願いだ、そばにいて。」

縋るようなその言葉を、どうして拒むことなど出来ただろう。
狼陛下の爪にぎゅぅっと鷲掴みにされた心臓が早鐘を打ち、ズキズキと痛んだけれど。
私は、陛下の兎だから。

「・・・陛下が望む限り。」
「ありがとう、夕鈴。」

捕らわれるも捕らわれないも、ない。
私はとっくに陛下のものだから。

「さ、王宮に参りましょう?」
「うん。」

用意されていた馬車に、躊躇わず乗り込んだ。

「夕鈴・・・離れないでね。」
「はい、陛下。」

分かってるもの。
私は、陛下のひと時の『花』。
いつの時代にも変わらぬこの世の理。
どんなに美しい花も、かならず枯れる。
どれ程惜しまれようが、愛しまれようが。
終わりのない花は、花じゃない。
終わりのない春は、春じゃない。
この世に終わらぬ春など、ないのだから。

『忘れてしまえ』

あの夜の、陛下の言葉。
突き放すように冷たく。
包み込むように温かく私に口付けた陛下。

あの夜から、覚悟は出来ていた。

どこにいても、なにをしていても。
私は陛下の妃で、陛下の味方でいるって。

陛下の為だけに、生きるって。







「今戻った。」
「・・・夕鈴殿、は。」

がたん、と馬車が停まって扉が開く。
扉の向こうには、元上司。

「申し訳ございません、夕鈴殿。」
「いいえ、青慎の将来の為に貯蓄したいなー、って思っていたところだったんです。」

努めて明るく答えた私を、李順さんは驚いたように見つめた。

「・・・それは、よかった。」
「はいっ、またよろしくお願いしますっ!」

ぺこりと頭を下げた私に、優しく微笑んで。

「陛下、後ほどお時間を頂いても宜しいでしょうか。」
「ああ。」

李順さんは黙って王宮へ戻って行った。

「・・・夕鈴、僕の部屋へ。」

壊れ物を触る様に私の肩を抱く、陛下。

「あ、はい。あの、前のお部屋は?」
「ああ、あの部屋はちょっとまだ使えないんだ。ごめんね。」

すこしバツが悪そうに、陛下はそう言って。

「まずは湯殿を使って、着替えておいで?」

少し遠くで控えていた侍女さん達を呼び寄せ。

「部屋で、待ってる。」

私の頬に口付けた。

かさついた唇の感触。
痩せてしまった顎と頬。
薄闇にまぎれてはいるけど、きっと顔色も悪い。

この人が知ってしまった『幸せの真似事』。
永遠に手に入るはずのないそれを、幻とはいえ得てしまった、孤独な王。

手放すには極上すぎた、甘露。
禁断の味を知ってしまった、陛下と私。

この先に続く道なんてないって、知ってる。
そんなこと、分かり過ぎるほど分かってる。

でも、それでも。

今が、永遠に続くと思いたいの。
この先に何があるかなんて、そんなの、知らない。

知らなくていい。

だって、私は。

『陛下が望む限り』そばにいるって、決めたから。
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C.O.M.M.E.N.T

No title

(`・∀・)ノイェ-イ!
原稿あがりの羽梨ですよ!
この影のある甘さが好きっ!
幸せの裏には涙有り。
ちゃんとご飯食べようね。
鍵付きの書斎・・・。
鍵付きの納戸に旦那様を閉じ込める?

2014/10/18 (Sat) 21:22 | 羽梨 #- | URL | 編集 | 返信

羽梨さまへ

もう、開き直った。
「表紙作るからパソコン借りるね。」
「あ、う、うん。」
狼狽えるダンナ。
長女が喜んで覗き込むよ。
今どきの小学六年生、パワポ使うもんね。
「ママ、これパワポ?」
「Wordだよ。」
「Wordってなに?」
「字を書くソフト。」
「・・・?」
根幹から覚えるがいい、長女よ。
パソコンは万能なんだよ?
あ、しまった。
内表紙忘れてた。
むぅ。

2014/10/19 (Sun) 21:34 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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