2014_10
14
(Tue)06:49

一炊の夢2

こんにちは。
あさ、です。

最近、身の回りが落ち着きませんで。
イライラをぶつける様に書き始めてしまった「一炊の夢」ですが。
・・・飽きてきました←最低
この話はこのまま置いておいて、違うの書いていいですか←

ああ、甘くて美味しいのが読みたい。
羽梨様のおうちに行こう。そうしよう。

ちょっと出かけて参ります←家にいろ
【設定 未来夫婦 お子様なし オリキャラ注意です】
《一炊の夢2》



「さ、お薬を。」

痙攣する頬を抑え込んで男の口に匙を運ぶ。
こくん、と上下する喉仏。
嬉しげに弧を描く濡れた唇。

吐き気がする。

「夕鈴様…」
「さ、もう一口。」

早く飲んでよ。
子どもじゃあるまいし、薬が嫌いで病状悪化だなんて甘えるにも程があるわ。
腹立ち紛れに噛み締めた奥歯が軋むのを無視して微笑み続けた。

「貴女から頂けば、毒も甘露と変わるのですな。」

元気そうじゃないのよこのバカ。

恐る恐る伸びてきた男の腕を躱し、背を向け立ち上がった。

「次の投薬の時間まで・・・・良い夢をご覧になって?」

軽やかな足どりで退出する夕鈴を夢見心地で見送った玉禮は、うっとりとした表情を浮かべ。
今朝方まで青褪めていたはずの頬が血の色を湛え始める。

「なんと、お美しい・・・」

薬効が表れ。
耐えがたい睡魔がその瞼を重くした。



「どうか、一口だけでも。」
「申し訳ないけれど、下げてください。」

出された食膳に見向きもせぬ夕鈴に手こずる女官達。
夕鈴が連れてこられて三日目。
水すらも口にせぬ彼女の様子は元気を取り戻しつつある玉禮とは対照的で。
無理に口を抉じ開けて食物を与えても、すぐに吐き戻す。

「夕鈴様、どうか白湯だけでも。」

徐々に焦りが見え始めた翠国宰相。
対する白陽国正妃は青白い顔色ながらも落ち着き払っている。

「白陽国の正妃が命惜しさに食物を口にするとでも?」
「・・・。」
「早く私を返さないと、死んでしまいますよ。」
「そ、それは」
「私が死んでは困るのでしょう?」
「この国を去られても困りますが。」
「私にとって、国に帰れぬという事は死と同義。どちらでも構いませんのよ。」

無事かどうかも分からぬ黎翔を想って日を過ごす苦痛に比べれば、目前に迫る死の影など恐ろしくもなんともない。

「・・・くっ、強情な。」
「私が誰の妻か・・・お忘れですか?」

眩しいほどの微笑みを浮かべる夕鈴。
一点の曇りもないそれは、覚悟を持つ者のそれ。

「・・・正気のまま捕えるのは、諦めねばならないようですな。」

昏く笑った宰相の素早い動きが兎を捕える。
首に鋭い痛みを感じ、夕鈴の意識がぷつりと途絶えた。









「・・・ゆ、う」
「陛下っ!」

鉛のように重い手足。
水底に沈んだ意識が浮上する。

迎えに行かなくては。
君を、取り戻さなくては。

傷の具合を確かめようと首筋に持って行った黎翔の手は、李順に止められた。

「傷は塞がったばかりです。派手に斬り過ぎですよ、陛下。」
「・・・半端な真似で誤魔化せる相手ではなかったからな。」
「あいつら、すげえ数だったし。」

その脇に立つ浩大は、包帯だらけだ。

「私が動けるようになるまで、あと何日だ。」
「四日。」
「ならば、三日後に発つ。」
「はいよ。」
「夕鈴・・・待っていろ。」




三日間眠り続けた黎翔が目を覚ました頃。

「夕鈴様、お手を。」
「・・・はい、わが君。」

深く開いた胸元からは妖艶な香り。
ゆるやかに高く結われた髪。
後れ毛が伝う項。
真白い背までもが露わな衣装を纏った夕鈴が、しどけなく凭れ掛かるのは。

「・・・ああ、なんと滑らかな・・・」
「・・・はい、わが君。」

病の癒えかけた、あの男の胸。

何も映さぬ茶色の瞳から、涙が一粒、こぼれ落ちた。


たすけて、へいか。
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。゚(゚´Д`゚)゚。

夕鈴が夕鈴が~~~~~(泣)
自分のワガママ通すだけのために夕鈴浚うなんて!!
しかも!薬使って夕鈴の心閉じ込めて操るだなんて!!
サイテーだぁーーー!(`Д´)ノ サイテーコクオー(怒)
陛下ーーー!
早く夕鈴助けに来てーーーーー!!
∪ノシ´>ω<∪ノシ

2014/10/14 (Tue) 13:16 | 桃月 #- | URL | 編集 | 返信

このつづきかなり気になります、飽きないでください( i _ i )
オリキャラ大好きです

2014/10/14 (Tue) 14:40 | 秋 #- | URL | 編集 | 返信

Re

桃月さまへ
そうですよね、酷いですよねっ!
陛下、遅い。
早くしてー!
って、早く書かなきゃ・・・(笑)

2014/10/14 (Tue) 16:39 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

秋さまへ

コメントありがとうございます。
・・・うっ。
やはり飽きてはいけませんよね(笑)←当たり前だ
頑張ります。
とりあえず陛下が早く元気になればなんとかなる、はず!
オリキャラを出すのは、少し戸惑うんです。
完全に自分の世界に入ってしまうので。
オリキャラお好きですか?
よかった、安心しました!

2014/10/14 (Tue) 16:41 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

No title

あさ様
いや~この状況で飽きないで\(゜ロ\)(/ロ゜)/
夕鈴どうなっちゃうの??(゚Д゚;)
玉禮さん嫌いなのに、大嫌いになり切れない好きなキャラだったのに・・・ ←どっちやねん(笑)
夕鈴に薬使うなんて、酷い!!
陛下、早く回復して夕鈴を救出に・・・玉禮を再び病床にやっちゃって( ̄▽ ̄) 

2014/10/14 (Tue) 23:35 | 凜 #- | URL | 編集 | 返信

凛さまへ

すみません、つい悪い癖が(笑)
とりあえず陛下!
早く陛下!
と思って、陛下登場まで書いてみました。
さて、続き。
今日中に時間取れればいいのですが。
もうこんな時間。子供たちが帰ってくるっ!!(汗)

2014/10/15 (Wed) 14:37 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

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