2014_10
04
(Sat)18:40

クリーニング(SSS付き日記)

こんばんは。
あさ、です。
たくさん寝たので少し元気になりました。
ぺこり。

さて。
昨夜遅く、いえ。
正確には今朝早く。
どこかからタクシーで帰っていらした旦那さん。
スーツのままお布団に。
もう面倒で脱がすのやめましたよ、ええ。
すでにシワだらけで、クリーニング行決定でしたからね。

決して愛情不足なわけでは。

ネクタイくらい緩めてあげればよかったか。
いや、せめてベルト外すとか。
靴下脱がすとか。

・・・・ごめん(笑)
【設定 未来夫婦】


「ん・・・」

ひんやりとした夜気が滑り込んできて、目が覚める。

「陛下?」

ぼうっとして寝返りを打てば、そこにいたのは豪華な衣装を着たまま眠る夫で。
こんな時間まで宴が続いていたのかと驚いた。

「陛下、着替えましょ?」

くったりと動かぬ、黎翔。
こうまで脱力されては腕一本持ち上げるのすら苦労する。

「へーいーか、起きて下さーい。」

宿直の侍女に悟られぬよう耳元で囁くも、効果はなく。
諦めた夕鈴は、天井を見上げた。

「浩大、手伝って?」

音も立てずに降ってくる浩大。
その顔には苦笑が浮かぶ。

「せめて上衣だけでも脱がせないと。シワになっちゃう!」
「ぶっ。お妃ちゃん、シワが気になってたの?」
「だってこんなに高価な衣装―――――っ!」

え?
と思った時にはもう遅く。
見上げた天井に浩大が吸い込まれていくのが見えた。

「・・・僕より衣装が心配?」
「っ!」

にじり寄る、鮮やかな微笑み。
酒気を帯びた吐息が顔にかかり、夕鈴は思わず顔を背ける。

「陛下、お酒臭いですっ。」
「大丈夫、すぐわからなくなるから。」
「え、ちょ、なに?!」

ゆらゆら揺れる、常夜灯。

「あ・・・っ、やぁっ・・・」
「夕鈴・・・まだ、酔い足りない。」

寝台の片隅に追いやられた金色の衣。
蕩けるような手触りのそれに包まれ眠った夕鈴が悲鳴を上げるまで、あと、数刻。
笑う空   
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C.O.M.M.E.N.T

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