2014_09
12
(Fri)22:19

抱月 (「観月」その後)

こんばんは。
あさ、です。

少し迷っていたのですが、「観月」の春部屋です。
春部屋とは言いながらも、春部屋行きではありません(笑)

三連休前に書いてしまわねば、色々忘れてしまいそうだったので。
ちょびっと書いてしまいました。


今読み返したら色々齟齬を発見∑(゚Д゚)
広いお心でお願い致します! (2014.9.13 )


ご注意ください。
このSSはR18です。
心身ともに大人の方のみ、スクロールお願いします











【設定 ネタバレ妄想SS「観月」その後】
《抱月》



「愛している。」

小犬の顔で、狼の声で。
陛下が私に、にじり寄る。

知ってる。
この顔は、演技。

思わず後退った背は、長椅子の袖に阻まれた。

「夕鈴_____」

穏やかな微笑とは裏腹な、燃えるように紅い瞳。

怒って、る。

「・・・・っ」

抑えようのない嗚咽が込み上げてきて。

「・・・うっ・・・・う・・・・ご、ごめ、ごめんなさい、ごめんなさい・・・・っ!」

悔しくて情けなくて。

「え、夕鈴っ?!」
「へ、陛下ぁ・・・ご、ごめ、ごめん、なさ・・・っく、ひっ、く」

悲しくて、辛くて。

「陛下のこと、好きになって、ごめんなさっ・・・」

苦しく、て。

謝る事しかできない私は。

「・・・・・っ、ゆう、りんっ!!」

息が止るほどに、抱き締められた。




「そうじゃない、違うんだ。」

震えながら泣く愛しい夕鈴。

「ご、ごめ・・・ごめんなさっ・・・」

僕の衣装を握りしめ、嗚咽する。


_____ああ、本当に。

私は、愚かだ。


『忘れよ』


あの言葉が君をここまで追い込んだ。

君を守るための、僕の線引き。
君を傷つけまいと。
君を守ろうと。

君を欲する自分に強いたその一線が、君を苦しませている。

「ご、ごめんなさい、ごめんなさい・・・っ!」

僕に向けられた、君の恋心。
喉から手が出るほどに欲した、それを。

「夕鈴・・・・あの、ね?」

今になって乞う、私を。

「聞いてほしい事が、あるんだ。」

君を奪う、私を。

________許してくれ。











「ずっと、ずっと・・・・こうしたかった。」

辺り一帯が人払いされた王の自室は、静かで。

「あっ、んぅっ!」
「夕鈴・・・」

もう何度目になるか分からない絶頂が、夕鈴を襲う。

「ずっと・・・ずっ、と」
「ひっ、あっ!!」

ぐっ、と押し込まれる黎翔の楔。
仰け反る夕鈴の細い首筋に咲く紅い華がその数を増し。

「君が、欲しかった。」
「・・・っ!」

少し震えた黎翔の声と切なげな眼差しが、夕鈴の熱を上げる。

「・・・っん、へい、かが・・・好き。」
「僕も・・・好きっ。」

破瓜の証が描かれた敷布。
鮮烈な赤と白磁の肌が、揺れる灯火に照らされて。
艶やかに伝う蜜が、黎翔を猛り狂わせる。

「ずっと、ずっと・・・・っ、そばに、いて・・・っ」
「あっ、あっ・・・んあっ・・・う、れし・・・っ!」

揺れる双の乳房に降り注ぐ汗。
打ち込まれる楔を離すまいと絡みつく襞。

「こ、わく、ないから・・・脚、あげて?」
「んんっ、やぁっ、あっ、あっ、あーーーっ!」

花芽を摘み上げると上がる艶やかな嬌声。
背に突き立てられた爪が肉を抉る痛みすらも快楽に変わる。

「ずっと、夕鈴しか、いらない。夕鈴だけが、欲しい。」
「へいか、へいか・・・っ」

撓り絡み合う身体。
繋がる場所から広がる熱。
触れ合う肌から伝わる、それが。

『愛してる』

心を行き交わす。

抱いてこそ伝わる。

『愛してる』

想い合う二人の、密やかな言葉。
言葉   
«  HOME  »

C.O.M.M.E.N.T

あぁもう、鼻の下がビローンとのびのびでございます。
えっ?変態って?⬅︎

2014/09/15 (Mon) 07:18 | くみ #17ClnxRY | URL | 編集 | 返信

くみ様へ

ふふ、ありがとうございます。
お楽しみ頂けたようで、嬉しゅうございます(笑)

2014/09/15 (Mon) 10:20 | あさ #- | URL | 編集 | 返信

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック