2000_10
24
(Tue)20:37

ねたふり

少しだけ、本誌ネタバレです。


そして、とても短いです。

R15くらいだと思います。←いい加減





【設定・未来夫婦】


《ねたふり》



朝日を浴びて立つ陛下は、本当に綺麗で。

私はいつも見惚れてしまう。



さらりとした黒髪。

艶やかな肌。

綺麗な紅い瞳。

逞しい肩と、広い背。

肌蹴た胸元から覗く、引き締まったお腹と。

大きな手と、長い指。





___________あの指が、私の中に。



昨夜の痴態を思い出した夕鈴の頬が、真っ赤に染まり。

慌てて枕に顔を埋めた。





あの、大きな手が・・・・私の、胸を。

あの、指先が・・・・・私の、を。


ぎゅっ、と揉んで、掴んで。

弾いて、抓って。


優しく、強く。

私を。


羞恥で頭が沸騰しそうになる。


どこをどうされたのか。

どこをどんな風に弄られたのか。


『いやぁっ!ああっ!やめないでっ!』


腰を揺らして縋った自分を。


『もっと、奥まで_________っああああっ!!』


あられもない声を上げて達した自分を。


思い出した。




だめ。

もう、顔、上げられない。


陛下。

お願い。


早く、朝議に行って下さい・・・・



そんな夕鈴の願いも、空しく。

紅い瞳を妖しく光らせた狼は。

狸の真似をする、愛しい兎を見つめ。



__________それはそれは嬉しげに、忍び寄った。
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2000_10
16
(Mon)23:33

逃兎・裏

《逃兎・裏》





「____________失礼する。」


正装で現れた陛下は、本当に立派で。

一瞬、見蕩れてしまった。



「お父上。本来ならば、順序が逆だが・・・申し訳ない。」


しっかりと、頭を下げて。

陛下は、私を連れ去った。








「うきゃっ?!」

どさり、と投げられた、寝台の上で。

夕鈴はぐるぐると目を回した。


「___________もう、待たないから。」


黎翔の両手は、夕鈴の頬を挟みこむように包み。

その唇は、全てを、奪う。



「_________んっ。」


唇を、重ねるだけではなく。

全てを奪うような、黎翔の舌が。

夕鈴の咥内を満たす。


小さく震える愛らしい舌を、搦め取り。

舌裏から、表まで。

上顎から、頬の裏側。

歯列に至るまで、全てを愛されて。


夕鈴の身体から、力が抜けた。




「ぅ、あっ!」


急に這わされた、手に。

夕鈴の身体が跳ね上がり、声が上がる。


「________大丈夫、だから。僕に任せて・・・・」


しゅる、と音を立てて。

帯が解かれ。

素肌が、晒される。


「夕鈴・・・・とっても、綺麗。」


感に堪えた様に囁いた、黎翔は。

羞恥に頬を染める、兎を。

待ちかねた、馳走を。


ゆっくりと、味わい始めた。



「あああっ!へいか、いやぁっ!」


大きな掌が、夕鈴の双丘を揉みしだき。

無骨な指が、頂を弄ぶ。


「ん、は、ぁっ!あ、やぁっ!や、ん、いやぁっ!!」


ぐり、と摘まれ。

びくん、と身体が跳ね。

どくん、と疼く。


「夕鈴・・・・夕鈴・・・・」


ただひたすらに、黎翔は愛しい花嫁の名を呼び。

愛でる。


芳しく香る肌に、唇を這わせ。


__________どこを、どうすれば。


__________ここを、こうすれば。



どんな声で、囀るのか。

どんな風に、乱れるのか。


探る。


ちゅく。


膝をすり合わせた夕鈴の、花から。

芳しい蜜の香りと、耳を喜ばせる音色が響き。

黎翔は、笑みを深めた。


「ゆうりん・・・・力、抜いて?」


言うや否や、両の膝裏に手を差入れ。

ぐいっと持ち上げ、花を晒す。


「いやーーーーーっ!」


羞恥のあまり、叫ぶ夕鈴に。

笑みをくれ。

黎翔は、花に顔を埋めた。






「あ、あ、あ・・・・んっ、ひ、んぅっ!!」


とろとろと、何かが滴るのが、わかる。

ちゅくちゅくと、音を立てて。

陛下が私を食べているのが、分かる。


じゅぶ、と指を入れられて。

ぎゅっ、と、力が入る。


ぐり、と抉られて。

「___________ああああっ!!」

勝手に声が、溢れる。


熱い。

全てが、熱くてたまらない。


「へいか・・・へい、か・・・・」


たすけて。


そう言いたいのに、すぐに口を塞がれて。

陛下の指が、私を弄ぶ。


足の先から、付け根まで。

つうっ、と、なぞられて。

びくびくと震える、自分から。

恥ずかしい何かが零れ落ちるのが、分かる。


自分でも触れたことなんてない場所を、陛下に舐められて。

自分でも見たことなんてない場所を、陛下に見つめられて。


壊れそうになった、私を。


「_________いく、よ?」


一気に、陛下が貫いた。


「あ、ああああああっ!!!」


熱くて甘い痛みが、私を満たし。

我知らず、陛下を抱き締める。


「夕鈴・・・ゆうりん・・・・」


私を掻き抱く、陛下は。

とっても、苦しそうで。


「だい、じょうぶ?」


思わず尋ねた、私を。


「・・・・大丈夫じゃ、ない_______っ!」


陛下が、奪い始めた。





「ご、ごめん、ゆうり・・・んっ!」


止まらない。

これほどまでに、君を求めていたとは。

これほどまでに、君に飢えていたとは。

痛みに涙を浮かべる、君を。

労わることすら、忘れ。

ただひたすらに、貪る。


艶めかしい、腰。

柔らかく輝く、白い肌。

甘い吐息。

可憐な嬌声。

__________芳しい、蜜の香が。


私を、捕らえる。



「い、やぁっ!へいか、へいかぁっ!や、も、もう・・・っ!い、やぁぁぁぁっ!!」


懇願ともいえる願いを、無視して。

ただひたすらに、君の奥を目指し。

打ち付ける。


「ん、んあっ!や、やぁっ!な・・・に?_______やぁっ!熱い、熱いのっ!!」


ぎゅぅっ、と、花が搾られ。

夕鈴の腰が、びくんっと跳ね。


「あああああーーー!」


これ以上なく美しい、声を上げて。

君が、咲く。



私の為に咲く、私だけの、花。


「___________夕鈴。もう、逃がさないから・・・」


いつまでも、この手の内に。


祈るように、呟き。

黎翔は、愛しい兎を、抱き締めた。
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